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京都の町を歩いていると「仁丹」のマーク入りの住所表示の看板を見かけることがある。設置されてからだいぶ経つようで、なかには傷んだり腐食したりしているものもある。家の建て替えなどに伴って少しずつ数も減っているようで、以前見かけた看板がなくなってしまったこともあった。
ところが、なんと、その「仁丹」看板の復活が始まったのである。昨日の読売新聞(大阪本社版)の朝刊に次のような記事が載っていた。
「京の通り名看板“復活”の筆入れ 森下仁丹」
明治末期から昭和初期にかけ、「森下仁丹」(大阪市中央区)が全国の街頭に掲げた琺瑯(ほうろう)製の町名入り広告看板(縦90センチ、横15センチ)を京都市内で再び増やそうと、同社が新しい看板の筆入れ式を27日、同市内で開いた。年間20〜30枚のペースで設置するという。(以下略)

今年は「仁丹」の看板が最初に設置されてから100年に当たるらしい。長い間、多くの人に親しまれてきた「仁丹」のマークが、ぴかぴかの新品になって京都で見られるのは実に嬉しい。

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