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「塔」の事務所を持ちたいというのは、私が編集長になって以来ずっと考えてきたことである。現在、「塔」の編集や校正作業は、月に一度永田家に集まるほかは、公共の会議室などを借りて行っている。
かつて、あちこちの喫茶店の片隅で作業をしていたという「ジプシー編集部」(「塔」2003年11月号参照)の頃に比べれば、はるかにマシな環境ではあるのだが、それでも自分たちの事務所を持ちたいという思いは強い。
それは、一つには、「塔」のバックナンバーや「塔叢書」「塔21世紀叢書」などを揃えておく場所が欲しいということである。また、全国大会の写真や録音テープなど、各種の資料をきちんと保存する場所も欲しい。これらは、現在、それぞれの会員の自宅に分散して残っているだけという状況なのだ。
事務所についての話は、これまで何度も話題にのぼっては消えていたのだが、この度、いよいよ本格的に取り組むことに決まった。長年の夢を実現できるように努力したいと思う。

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