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ワラビーはカンガルーの仲間ですが、写真に写っているのは、
主にオーストラリアの東海岸に生息するSwamp Wallabyの子供たち。
日本ではオグロワラビーなどと紹介されている動物です。
体高1,4~1,7mくらいまで成長するらしい。

この写真は実は、シドニーの動物園内の売店で購入した
『Australia’s Animals』という本の表紙です。売店には
他にも同種の本が並んでいたのですが、このワラビーたちの
愛らしさに魅了されてしまった私は、迷わず購入。
写真満載で、また日本ではあまり紹介されていない、南半球に
生息する各種の動物たちの生態が綺麗な写真入りで紹介されて
いるので、ことあるごとに目を通しています。

シドニーの動物園の素晴らしかったことは、キウイなどという鳥類や
カモノハシのほか、コアラ、フクロモモンガなどの様々な有袋類など。
珍しい動物に沢山出会えた、ということ。さらには、
とにかく広大で、動物たちが自然に近い環境で飼育されていたこと。
歩いて見て回ったので、すっかり疲れてしまいましたが。

その後は、日本の動物園の狭さに、痛々しい思いを抱くことが
多くなりました。人間だって、随分と狭いところで
我慢しながら暮しているんだけれども。飛んだり、跳ねたり
が得意な動物はさぞ、辛いだろうなあ。

  動物園に行くたび思い深まれる鶴は怒りているにあらずや
                伊藤一彦『月語抄』

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