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商店街を歩いていると、いろいろな店でハロウィン用の飾り付けをしたり、ハロウィン限定の商品を売ったりしている。ここ数年で、何だか急速に勢いを増してきているようだ。
毎年ハロウィンの季節になると思い出すのが、15年前に函館に住んでいた時の出来事。
あれは確か七夕の日だったと思うのだが、夕方、僕の住んでいるアパートの呼び鈴が鳴った。何かのセールスかと思って出てみると、扉の前に小学生くらいの子供たちが5、6人立っている。
最初は何だかよくわからなかったのだが、どうやら「ローソク一本下さいな」という掛け声をかけながら一軒一軒近所を回って、お菓子をもらっているらしい。
あいにく僕の部屋にはお菓子などなくて、「ごめんね」と伝えたのだが、子供たちは別に気にする様子もなく、すぐに隣りの家へと移って行った。
あの時、お菓子があったらどんなに良かっただろう。

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  • Emi より:

    子どものころ、下関にも「お大師さん」とか「旗もらい」と呼ぶ風習がありました。
    あれはたぶん春分の日だったと思うのですが、ちり紙にお米かお賽銭を包んでお地蔵さんのあるおうちを回ると
    旗アメ(紙製の日の丸の旗で、割りばしの先に千歳あめみたいな味の飴が付いてる)をもらえました。
    帰るころには旗が花束のようになって、なんとも満たされた気分に♪道で会うと、持ってないお友達におすそ分け。うちに帰ると花瓶に挿して。
    飴をくれたおうちを今でも覚えています。

  • 松村正直 より:

    日本の各地にさまざまな風習があるのですね。「旗アメ」というものを初めて知りました。
    小さい頃の思い出は、けっこう忘れずに残っています。

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