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キグレサーカスが5億8800万円の負債を抱えて事業を停止したというニュースに驚いた。サーカスファンの一人として大変悲しい。
サーカスを観に行くようになったのは、実は大人になってからだ。岡山でひとり暮らしをしている時に行ったのが最初。それ以来、木下サーカス・キグレサーカス・ポップサーカス・ボリショイサーカスなど、毎年のようにサーカスを観に行っている。シルク・ドゥ・ソレイユのような芸術的で大人向けのものよりも、昔ながらのテント公演のサーカスが好きなのである。
久田恵『サーカス村裏通り』や宇根元由岐『サーカス放浪記』も、確かキグレサーカスの話であった。サーカスの衰退は時代の流れで仕方がないこととは思いつつ、やはり残念でならない。

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  • りょうだ ゆうこ より:

    サーカスファンなのですね。
    小さい頃、言うことをきかなかったり、だだをこねたりすると
    「サーカスにやっちゃうよ!」と母に言われたことが何度かあり、サーカスはややトラウマになっています。その頃のサーカスは、薄暗いテントの中で何やらすごいけれど怪しい雰囲気が漂っていたような。
    昨年、大人になってからは久々に子連れでいきました。ずいぶん演目も変わっていて、明るくてびっくりしました。すごく近くで見たので出演者のど派手なメークや飛び散る汗までしっかり見えました。

  • 松村正直 より:

    ああ、僕はその「薄暗いテントの中で……怪しい雰囲気」というのが好きなのですよ。サーカスへ行くと、いつもあれこれ物語を空想(妄想?)してしまいます。
    子どもがいて有難いと思うことはいろいろありますが、サーカスに連れて行く時は本当にそう思いますね。結婚前はいつも一人でサーカスに行ってましたが、一人でサーカスに来ている人ってまずいないですから。

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