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動物は大体なんでも好きなのだけれど、両生類・爬虫類の仲間ではカエルが一番好きだ。
カエルもやはり大型の方が好きである。犬も猫も大きい方が好きだ。
今日の京都は雨模様。こんな日の夜は困る。道路にいっぱいトノサマガエルが鎮座しているからだ。ヘッドライトに三角のモノが照らし出されると、大体はカエル。好きなので踏んでは申し訳ないから、後続車がいない限りは車を停めて、降りていって道路の端まで動いていただく。(カエルは車が近づいても逃げない)。今日も一匹立派なトノサマが座っておられた。爪先でつついても動いていただけないので、捕まえてどかす。
ごく稀にヒキガエルに出会うこともあって、嬉しくなる。しかしこいつは触る訳にはいかないので、なんとか頑張って足でつつくのだが、トノサマガエルのようには跳ばず、ノソノソ歩くだけなので時間がかかる。ヒキガエルを見つけた時の心躍りは、少年時代から変わらない。
高校生の時、塾の帰りに深泥池の側を自転車で走っていると、猫がなにやら大きなモノの後ろで身構えている。見ると20センチはあろうかという大きなウシガエルだった。あまりの大物に猫も手出しが出来ない様子。猫に嬲り殺されるのもなんだし、車に轢かれてぺしゃんこになるのもなぁ、と思って取り敢えず抱きかかえ(もちろん、カエルを)道を隔てた深泥池にかえしたこともある。
うちの庭土は秋から春がたけるまで掘り起こさないようにしている。冬眠中のカエルを掘り起こしてしまうことが時々あるからだ。
八十八夜から二週間、いい季節になって来た。

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  • 成松清枝 より:

    お久しぶりです。カエルもお好きなのもここまでの御方はあまり知りません、徳島では小さい頃は道路上に沢山犠牲カエルを見たものです。こんなエピソードを拝見しますとカエルも可愛くなります。心もゆるゆるになります。

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