いまは存在しない、風景 2015.07.19 西之原一貴 0 鴨川の東岸、出町柳にある私の職場の外観である。 撮影は2013年5月28日の朝で、 その時を最後に存在しなくなった風景だ。 京都は、景観条例がもともと厳しいのだが、 その適用が、ここ2~3年に厳密になっている。 勤務先の看板(屋号)も、 その大きさが条例の規制にかかったようで 撤去されたのである。 いろいろな気持ちで、屋号を見ながら 橋を西から東へ渡って通勤していた日々は、もうない。 そのような日々があったということに気づかずに、 いまも容易く月日は過ぎる。
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