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現在発売中の「短歌研究」10月号に、河野裕子さんの遺作「コスモスが咲く頃までは」13首が掲載されています。
  コスモスが咲く頃までは生きらるるか看護師は黙す二秒がほどを
  和室より今年竹見ゆ健やかさ死ぬときはきつとこの部屋で死ぬ
先日、編集作業で永田家を訪れた時、庭にコスモスが咲いていたのを思い出しました。
同じく発売中の「文藝春秋」10月号には、永田紅さんが「これから母はいない」と題して、河野さんの最後の日々について書いています。
皆さん、どうぞお読みください。

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