3月再校・割付作業
今日は、午後から永田家で、4月号の再校、及び5月号の割付作業がありました。
多くの方は、京都市営地下鉄で終点の国際会館駅まで行き、そこから皆さんでタクシーに乗り合わせてくるのですが、私は路線の都合もあって、京阪電車で出町柳に出て、そこで叡山電車に乗り換え、岩倉駅で下車してから歩いて永田家を目指します。
まず、出町柳駅で叡電に乗ろうとして、この表示にびっくり(ノ゜⊿゜)ノ!!
な、なんですかこの「日本酒&ワイン電車」というのは?!
叡電には随分長いことお世話になっていると思うのですが、こんなのは今まで見たことがありません。
で、改札をくぐって、くだんの電車を見て納得。
横長の座席と座席の間にテーブルがしつらえてあって、そこには大量の日本酒とワインの瓶が!
そして、既に着席している老若男女がワイワイガヤガヤ。
(本当は写真も撮りたかったのですが、一般の方を至近距離から撮ってしまうことになるので、さすがに止めました。)
気を取り直して、「貴船口・鞍馬」行きに乗り岩倉駅まで。
そこで下車して、永田家までは徒歩15~20分くらいです。
今日のようなおだやかな気候の日は、歩いていて心地いいです。
少しずつ春の花も咲き始めていたり、緑も増えてきていたり、いろいろなものを見ながら、心持ちゆっくりと歩きます。
そして永田家に到着。
と、庭ではタンポポ&シロバナタンポポが出迎えてくれました。
なんだかほっこりします。
今日の再校・割付作業は(も)、みなさんからの差し入れがたくさんありました。
右上は「清水ベーカリー」こと清水弘子さんお手製のパン。
左下は、齋藤弘子さんお手製の、大葉入りお焼き。
こちらは、大森静佳さんが山形・黒川で買ってきたという、能面もろこし。
そのリアルさに、みなびっくり。
能面大好きな大森さんらしいお土産でした。
そして、毎度おなじみ木村食堂、木村輝子さんが永田家の台所で作ってくださったミネストローネです。
他にも、さまざまな差し入れがあったのですが、全部は載せきれないことご容赦ください。
どれも大変美味しく、ややお腹減り気味で来ている我々には、大変ありがたいことでした。
こんなことを書くと、なんだか食べてばかりいるようですが、もちろんそんなことはありません。
みなさん、あくまでメインは再校・割付の作業です。
できるだけ誤植がないように、できるだけ正確な誌面を作れるように、誰もが真剣に取り組んでいます。
でも、長時間ずっと集中力を保つのは困難ですし、ミスにもつながります。
ですので、適宜こうしたおやつを食べながらリフレッシュして、そしてまた取り組むのです。
間違いをできるだけ少なくするために、校正の際に少しでも疑問点があれば、すぐ隣の人や、その事に詳しそうな人に聞きます。
知らないことを聞くというのもありますし、複数人の目を入れて再確認する、というのもあります。
そういうときに、今まで知らなかった知識を得ることもしばしばです。
こういうのは校正作業の醍醐味ですね。
これまで校正作業の際に得た知識は、それこそ数え切れないほどあると思います。
今日は少し長くかかったので、17:30ころに永田家を出て帰途に着きました。
お彼岸間近の今くらいの時期は、この時間帯ちょうど夕陽がきれいです。
夕陽が沈む少し前の西の空ってほんまにきれいやなぁ、と思いながら、またぶらぶらと岩倉駅まで歩いていきました。
出町柳駅でいったん地下に潜って京阪電車に乗り換え。
その京阪電車が七条を過ぎて、再び地上に出るころには、とっくに陽は落ちて、すっかり夜になっていました。
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