須田国太郎展
岡部史です、こんにちは。
もうだいぶ前のことになってしまったのですが、7月上旬~9月上旬にかけて、
東京の世田谷美術館で開催されていた須田国太郎展を観に行ってきました。
須田国太郎(1891~1961)は、京大で美術史を専攻し、二十代半ばには
スペイン美術を研究するためにマドリードに留学するのですが、その頃から
自分で絵画制作する方に関心が傾き、以後、黒を基調とした独特の画面構成で
画家としての頭角を現すようになったようです。やや遅い出発だったのですね。
この画家については私はほとんど無知だったのですが、今春、国際短歌協会(ITS)
の総会で知り合った川上幸子さん(短歌人)が、展示のための作品図録の英訳を
担当、私に招待状をお送りくださったことが、興味を持つきっかけになりました。
絵は勿論ですが、須田画伯は、なんと、グリコのおまけの収集家としても
知られていたのですね。私もほんの少しですがお気に入りのおまけを大事に
持っていたことを思い出して、懐かしくなりました。展覧会ではその展示もあり
つい、じっくりと見入ってしまいました。私が持っていたおまけに近いものも
あったりして・・・。
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