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昨日の読売新聞朝刊の詩歌コラム「四季」(長谷川櫂)に、
河野裕子さんの歌が引かれていました。

描きあげし円の縁(へつり)にしやがむ子よずつと前一度そこにゐたやうに

第5歌集『紅』の巻末歌です。
円を描くと言えば、第3歌集『桜森』の

しらかみに大き楕円を描きし子は楕円に入りてひとり遊びす

も有名ですね。

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