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夜半冷ゆる厨べに茶を焙じをり疲れ帰りしわが父のため/諏訪雅子『遠花原』

少し前に梶原さい子さんが「ほうじ茶」のことを書いておられた。
私も大好き。
ことに、寒い日に、ちょっとした甘いものを食べながらのお茶は何よりのもの。

ふだん飲むときは、自分で焙じる。乾煎りできる小さな鍋で強すぎず弱すぎない火でゆっくりと。火を入れすぎると焦げ臭くなるが、そのすこし手前で香りが立つのが良い。

少し古くなった緑茶とか、あまり高級ではない緑茶も、焙じると美味しく味わえる。
 

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