聖カテドラル教会
先日、目白の椿山荘で開かれた、大学の同期会に参加してきました。
卒業十年ごとに開かれていたらしいのですが、一度も参加しておらず。
これからの参加もないだろう、と思っていたのですが。今夏、身近の
親族を失ってから、心境に変化がありまして。
椿山荘に行くのも初めて。ついでに、長いこと一度行ってみたい、と
思っていた、聖カテドラル教会を訪れてみることにしました。この教会は
丹下健三の代表的な建築物として有名なのですが・・・。
そそり立つ塔のような建物で、私の撮影技量では、なんとも捉えがたく、
間の抜けた写真しか撮れませんでしたデス。私がこの教会のことを
長く心に留めていた理由は、実は歌手ユーミンのある楽曲のせいです。
76年3月発売の「翳りゆく部屋」。バロック調の印象的なイントロは、
松任谷正隆がこのカテドラル教会のパイプオルガンの演奏による、
と後に購入したYUMING SINGLESの解説で知ったからです。
話すことなどとっくにつきた高速で窓から漏れる夜風を聞いた
初夏みどり「塔十月号」
この作品に、永田和宏氏が選歌後記で「ユーミンの『中央フリーウエイ』がふと
過ぎる・・・」とコメントされていて、思わず笑いました。ユーミンが創出した
多くの楽曲と楽曲の描き出す映像を、我々同世代は共有している、と改めて思い。
敷地の隅に、フランスのルルドの洞窟が実物大で再現されていて、
こちらはそれなりにうまく撮れました。
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