男山
慣れないドライブで、家族と石清水八幡宮へ。
事前の予定では、大きな道路を走ってふもとの駐車場にとめる心づもりでいたのが、
カーナビの指示にしたがっているうちに知らない山道へ進入し、焦った。
本殿のすぐ下にも駐車場があるらしく、そちらに誘導されていたのだ。
ともかく、何とかお参りすることができた。
男山の山上に立ち、淀川をはさんだ空間の広がりに圧倒される。
『古今和歌集』(889番・読人知らず)
今こそあれ我も昔は男山さかゆく時もありこしものを
に詠まれる「男山」は枕詞で、実景ではないかもしれないけれども
険しい山を登った先にある風景を知る作者の歌という気がするのは、
現代人の勝手な感覚だろうか。
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