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岡部史です、こんにちは。

東京土産というと、私が子供だった昭和三十年代は、
中村屋のかりんとうとか、浅草の雷おこし、あたりが定番でした。
いずれも、素朴な味。形も色彩も、地味でした、はい。

はっと、気が付くと、東京バナナなるお菓子がずいぶん目に
つくようになっていて、驚きました。ふっくらとした小麦粉生地が美味しそう。
形も愛らしいし・・・。一度食べてみよう、と思いつつ。

売っているのは都内の駅なかの売店、或いは羽田空港あたりに限られていて。
なかなか買えないでいましたが・・。京都で行われたある年の編集会議の帰り。
新横浜駅の売店で見っけ! 何やら星形の模様入りの、「特別版」らしく、
定番が欲しかった私は躊躇したのでしたが。購入して食べてみました。
癖のない味がお土産としては無難なのかな~、という印象でした。

永田和宏氏を呼び止めた東京バナナは、どんな風貌をしていたのかな。

品川駅山手線へ急ぐとき東京バナナに呼び止められき
               永田和宏『某月某日』

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