春の酒蔵
約2年半、お酒を飲まないでいたのですが、今年のお正月に解禁しました。2年半ぶりに口にしたビール! おいしいとき、人は無言になるものだと思い知りました。グラス片手に5秒ほどかみしめました。
そして2月、おいしい日本酒がいただけると聞き、酒蔵見学へ。奈良市の春鹿酒蔵です。「春日野」の「神鹿」にちなんで「春鹿」なのだそうです。晴天に、新酒を知らせる杉玉も青々と。
発酵中の麹米です。1万リットルの仕込みタンクを上から見学するようになっています。画像では分かりにくいのですが、麹米がふつふつと呼吸しています。ふわ~んといい香りがし、早くも気持ちが高まる見学者たち。ちなみに、このタンクの中は酸素ゼロ。落ちると死ぬそうです。
工場の至るところに、スローガンが掲示されていました。
春鹿の基本理念
米を磨く
水を磨く
技を磨く
心を磨く
なるほど。第4句(??)でいいこと言うわけですね。でも私は「米を磨く」ってところが好きかな。いかにもお酒がおいしくなりそうな感じがします。
たとえば、
作歌の基本理念
語を磨く
音を磨く
順を磨く
人を磨く
とか。
作歌の基本理念
初句を磨く
二、三句流す
四句で破れ
結句を待つ
とか。これ、私はけっこうあるかも。
がんばろう。甘酒であったまって、歌を作ろう。
コメントを残す