文学フリマ京都(4)
引き続き文学フリマ京都のカタログをご紹介します。
まずは選者のアイウエオ順に。
実は「塔」の選者にはア行の方いないんですよ…。
梶原さい子第四歌集『ナラティブ』
「それぞれの歩幅に右往左往してペンギンの午後過ぎゆかんとす」
梶原さい子参加 塔・東北『3653日目』
東日本大震災10年。24人1273首。
(この本のみ値引きはありません。
収益は全て東日本大震災被災関係団体に寄付されます。)
小林幸子第八歌集『六本辻』
「せきれいはこのやうに尾をたたきゐむ見知らぬうつくしい道にも」
なみの亜子第二歌集『ばんどり』
「グミの実の落ちる音する国道を夜あけ間際にあゆめるだれか」
『続花山多佳子歌集』
第四歌集『草舟』全篇 第2回ながらみ現代短歌賞受賞
「小国の祈りの如く花閉じて黄のかたばみの朝のしずけさ」
第五歌集『空合』全篇 第9回河野愛子賞受賞
「縁側の広き農家を子らは恋ふわれは空いろのペンキの家を」
前田康子第一歌集『ねむそうな木』
「見過ごした映画のような風に会う壁にもたれて笑っていたら」
前田康子第二歌集『キンノエノコロ』
「ひとは誰かの遺族でありぬちらちらと満作咲ける黄の向こう側」
『前田康子歌集』
第三歌集『色水』全篇
「野の中に朝顔咲けり秋の日を誰か上手にめくりて過ぎぬ
第一・第二歌集抄録
今日はこの辺で…。
コメントを残す