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少し遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。

さて、今年も2023年1月15日(日)、
京都岡崎のみやこめっせで
文学フリマが開催されます。
「塔」もブースを出します!ぜひ来て下さいね。
「塔」12月号のP246に広告が載っていますのでご覧ください。

文学フリマって何なの?って思っている人もいるかもしれません。
自分の本や同人誌を会場にブースを借りて売るイベントです。
同人誌のグループが多いでしょうか。
「塔」はそこに出店するわけです。
とても安く(半額で、あるいはもっとお安く)良歌集を販売します。
ぜひ来て下さいね。

文学フリマのサイトへ
↓  ↓
https://bunfree.net/event/kyoto07/

「塔」のブースでどんな歌集を扱っているのか、カタログもあります。
↓  ↓
https://c.bunfree.net/c/kyoto07/!/%E3%81%82/39

写真をクリックするとその本のページに飛べます。
このブログでも扱う本の写真を載せていきますね。

河野裕子第十四歌集。生前の最終歌集です。
こゑだけはこの世に残り振り向けば此処よ近くよとそのこゑは言ふ

河野裕子第十五歌集。遺歌集です。
さみしくてあたたかかりきこの世にて会ひ得しことを幸せと思ふ

永田和宏第十三歌集。2011年から2014年の作品531首+長歌一篇を収める。
少しだけ君よりさきに逝きし猫トムと呼ばれて骨も残さぬ

永田和宏第五歌集『華氏』第六歌集『饗庭』全篇収録
『華氏』第二回寺山修司短歌賞受賞
ときおりは呼びかわし位置を確かむる秋の林に家族は散りて
『饗庭』第三回若山牧水賞受賞並びに第五十回読売文学賞(詩歌部門)受賞
焚火の熱を背中に溜めて立ちいたり言えば言葉はどれもみな嘘

永田和宏『知の体力』
誰も「知力」は貸してくれない。
全ての学びたい人に細胞生物学者・歌人の著者が伝える
自分自身の鍛え方。

吉川宏志歌集
第二歌集『夜光』全篇収録
杉山に雨がふりだす 軍手にて目を覆われし女のように
第三歌集『海雨』全篇収録
疾風に傘を揉まれてあゆみいる市ヶ谷はまだ春浅きなり
第一歌集『青蝉』百首収録
あさがおが朝を選んで咲くほどの出会いと思う肩並べつつ

吉川宏志集
第一歌集『青蝉』全篇収録
第二歌集『夜光』抄録

吉川宏志第八歌集 芸術選奨文部科学大臣賞・斎藤茂吉短歌文学賞ダブル受賞
みずうみの岸にボートが置かれあり匙のごとくに雪を掬いて

吉川宏志短歌時評集2009-2014年
「短歌を読むことによって、自己と他者のあわいに
新しいものを創りだすー。」

続花山多佳子歌集
第四歌集『草舟』第2回ながらみ現代短歌賞受賞
小国の祈りの如く花閉じて黄のかたばみの朝のしずけさ
第五歌集『空合』第9回河野愛子賞受賞
縁側の広き農家を子らは恋ふわれは空いろのペンキの家を

まだまだあります!
明日もお伝えしますね!

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