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漫画雑誌は風邪を引いて寝込んだりした時くらいしか
買ってはもらえなかったけれど。購入している友人に
頼み込み、月遅れの号を貸してもらったりした小学生時代。

手塚治虫は勿論好きだったけれど、当時は牧美也子、
わたなべまさこ、水野英子、らの他、少女漫画を描いていた
男性作家も多く、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、ちばてつや、
横山光輝など、今思えば、錚々たるたるメンバーが力作を
発表していた時代だったので、もう、幅広く夢中でした。

中高時代は部活とか受験とかで、一時漫画からは離れて
おりましたが、学生時代に家庭教師していた中学生の子に
手塚治虫の「火の鳥」を紹介(!)されてから、また火が付き
神田の古本屋街を歩き回って買ったのが写真の『火の鳥』です。
虫プロ商事株式会社発行のCOM名作コミックスの中の二冊、
B4判の大きさで読みやすく、今も大切にしてます。
実は、もう一冊買ったのだけれど、教え子の
中学生に「持っていない編なので譲って」と頼まれ、泣く泣く。
(断ったのに返してくれなかった)まあいい歳こいて、ですよね。

その後、妹に紹介されてブラックジャックにもどっぷり浸かり。
最近ですが、人と話していて「ブルガリヤで」と言おうとして
「ブリガイヤ」と発音してしまい、(あれ、ピノコが乗り
移った?)と思ってしまったことも(汗)。

 手塚治虫の描きたるごとき犬と会ふくしやみしながら行く冬の土手
                  栗木京子『水仙の章』

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