子規博のへちま
先日の春分の日、「はがき歌全国コンテスト」の表彰式で愛媛県松山市の子規記念博物館へ行きました。
コロナ禍が続き、表彰式が開催されるのは4年振りのことでした。
いつも子規博の売店を覗くのが楽しみなのですが、今回は「子規博オリジナルへちまたわし(大)」を購入しました。
ちょっと見にくいですが、チラシの写真にあるように、子規博の糸瓜棚で育てられたヘチマなのだそうです。
種から育て、筆で受粉させ、収穫し、たわしに加工されて店頭に。
立派なへちまたわしです。
(背景のグリーンは、私がいない間に父が半分収穫して食べた豆苗の残り)
タグには、
「十年の汗を道後の温泉(ゆ)に洗へ (子規)」
の一句があります。
糸瓜忌は、9月19日。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 子規」のマスキングテープも買いました。
こうしてマスキングテープが増えるばかり。
子規のこころに庭を眺めて臥してをり人ごゑがすれば人の懐かし 河野裕子
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