大島桜
仕事場の前の大島桜がそろそろ満開となってきました。
この品種は染井吉野よりも開花が一週間から10日ほど遅いようで、僕は未だに桜を楽しめてます。まぁ、枝垂れ桜とか御衣黄とかもまだこれからでしょうけどね。
大島桜はその白さが素敵。ただ、なんで大島桜は白くって、染井吉野はピンクなんだろう、と去年まで漠然と思っていました。花弁自体は染井吉野も結構白いのに、なんで?と。で、今年になって初めて謎が解けたのです!
こちら大島桜。近寄ってもやはり清楚な白さ。
こちらが染井吉野。ピンクですね。
そうなんです、染井吉野は萼が赤みを帯びてるからそう見えるんですね。
ああ、なんて漫然と花を見てたのか、と愕然としました。大島桜の萼は緑色。
こうして細かく観察してみると、詠うことってまだまだありそうだ!とちょっと元気を貰った感じ。
速達の檄文とどく夕べにて飛花しろじろと峠こえゆく
馬場あき子『飛花抄』
うわぁ、ゾクゾクする歌ですねぇ。
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