児の進撃(松村)
「未来」9月号にこんな歌があった。
「塔」くづし「未来」踏み越えゲラに朱を入るる父まで児の進撃は
黒瀬珂瀾
2歳のお子さんのことを詠んだ歌である。積み上げた本や雑誌を崩して作者のもとへ歩いてくる子ども。「塔」「未来」は、それぞれ結社誌の名前であるが、タワーやフューチャーの意味も掛けて用いられているところが面白い。そして、もちろん一首全体に、マンガ・アニメの「進撃の巨人」のイメージが重ね合わされている。
「未来」9月号にこんな歌があった。
「塔」くづし「未来」踏み越えゲラに朱を入るる父まで児の進撃は
黒瀬珂瀾
2歳のお子さんのことを詠んだ歌である。積み上げた本や雑誌を崩して作者のもとへ歩いてくる子ども。「塔」「未来」は、それぞれ結社誌の名前であるが、タワーやフューチャーの意味も掛けて用いられているところが面白い。そして、もちろん一首全体に、マンガ・アニメの「進撃の巨人」のイメージが重ね合わされている。
うちでは
子ども達に
自治会の配り物を配らせる時
遠くに行かせることを「壁外調査」と呼んでおります
「壁外調査」ですか!
言葉ひとつで、子どもたちにはドキドキの冒険になりますね。
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