亀をペットにしている、という友人、知人は多い。
私には理解できない(気持ち悪い、という感じが先立つ)。
それでいて、亀を見るのは、かなり好きな方である。
というか、よく見てしまう人になっちまった。
なんのことはない、亀は歌にしやすいから、である。
歌を詠み始める前には、こんなことに
なるなんて、思いもせなんだ。まったく、歌詠みとは、
変な生き物である。旅先でも、亀がいると立ち止まる。
時には、じっくりと写真に撮ったりもする。
ところで、次の歌は、ほんとなんだろうか。
亀の鳴く声はげつぷにすぎざればよく歌ふのは食道炎の亀
真中朋久『エフライムの岸』

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