大阪・中之島は、堂島川と土佐堀川にはさまれたところ。
冬になると、渡り鳥がやってきて、少しにぎやかになるのだが、ここのところ数を増やしているのはオオバン。
水鳥のうち、半分ぐらいはオオバンではないかと思う。

まっ黒な身体に、鼻筋だけが白い。
ぬばたまの黒き鳥なるオオバンの額(ぬか)のみしろく神は創(つく)れり/梅田啓子『ふたりご』
理由があるとすれば、同族であることが、すぐにわかるというぐらいだろうか。
水の上にぷかぷか浮いているが、潜水も得意。
カモの仲間ではなくて、ツル目クイナ科だそうだ。
趾がちょっと面白い。
指の間に水かきがあるのではなく、指それぞれがすこし幅広くなっている。

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