お菓子の木型
アメリカに滞在していた時、中東マーケットで購入した
お菓子を作るための木型で、タビと呼ばれているものです。
後方の本はやはり滞米時に購入した中東料理の本ですが、そこに
使い方が出ています。ナツメヤシで作った餡を包んで、型抜きして
作るこのお菓子は、アラビア語で、マアームル(Ma’amul)と
呼ばれています。中東のお菓子は甘くて美味です。男の人たちも
お酒が飲めないため、お菓子が大好きだから、かな。
歌人の宮英子さんはご実家が和菓子店だったらしくて、独特の
用具名を詠み込んでおられますね。
筕篖(あんぺら)の砂糖叺(かます)を置き並(な)めし
母屋につづく和菓子仕事場 宮英子『青銀色』
あんぺらとは、藺草で編んだむしろのことらしいです。
どんなふうに使ったんでしょう。
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