「中央公論」11月号
「中央公論」11月号に大隅良典さんと永田和宏さんの対談が載っています。
〈「役に立たない」ことが大事である〉という題で、全13ページ。
大隅 何も、みんながみんな、役に立たないことをやるのが科学だとは言わないけれど、役に立たない研究をやる人がいるのが社会的にとても大事だということが認識されないと、日本の科学は悲惨なものになる。
永田 僕は大隅さんが今はノーベル賞にいちばん近いと思っているし、早く取ってほしいけれど、今のように短期でしか人の仕事を評価しないシステムの中からは二〇年後、三〇年後に何も残らなくなってしまう。
永田さんの発言からもわかる通り、大隅さんのノーベル賞受賞が決まる前に行われた対談です。
コメントを残す