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こんばんは。鈴木晴香です。

秋ですね。もう冬か。
でも、まだ、紅葉は色づいていて、未練があるようです。

金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に/与謝野晶子

金色の小鳥が空を舞って、夕日に溶けてゆく世界に、一瞬にして連れていかれるよう。晶子の目に、秋はこんなにも可愛らしく映っていたのかと、胸を打たれます。

さて、もみじを、なにに喩えよう。

もみじをまんじゅうにしよう(言わずと知れた、広島の名物です)と思ったとき、
もみじを天ぷらにして揚げよう(箕面の名物です)と思ったとき、
そこには詩があったのだと思います。

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