ブログ

カテゴリー "荻原伸"

ダイソーで購入した100円のコーヒーの木を窓辺において、6年目の秋になりました。。このコーヒーの木は去年はじめて花を咲かせました。そして、その花が実になりました。でも、実は4粒ほどしかつかなくて、焙煎もしませんでした。

暑かった今年の夏の、夏のはじめころに、今年は去年の10倍くらいの数の花が咲きました。まったく同じ窓辺なのに不思議なくらいたくさんの白い花が咲いたのでした。そして、その花は確実に果実になりつつあります。一杯のコーヒーになりますでしょうか。

思ひきや別れし秋にめぐり逢ひてまたもこの世の月を見むとは/藤原俊成『古今和歌集』雑上1531

こんにちは。
荻原伸です。

福岡での全国大会からもうひとつきが経ちました。
大会のころはまだまだ夏でした。

鳥取のこの頃はすっかり朝夕寒いくらいです。
職場のそばの桜土手のさくらの葉も、イチョウ並木の銀杏の葉もすっかり秋です。そんな秋の日曜日に車に乗り込もうとしたところ、隣に停まっている車のタイヤにカマキリがいました。ずいぶん久しぶりのカマキリ♪

机べに青蟷螂がひそと来て威儀正しをれど誰も気付かず /前川佐美雄『鳥取抄』

前川佐美雄の『鳥取抄』(第11歌集)は佐美雄が家族を鳥取に疎開させるところからはじまり、敗戦を鳥取で迎えるあたりが詠まれている前半(第10歌集『積日』前半の「朝木集」と重なる歌がとても多い)、その後に招かれて鳥取を訪れたときの大山などの歌が合計630首収められています。

こんにちは。
全国大会事務局長の荻原伸です。
全国大会まであと3週間となりました。

みなさんに改めてお伝えしたいことがあります。
それは【懇親会キャンセル料金】のことです。

さまざまなご事情でやむをえず懇親会をキャンセルなさる場合があると思います。

 キャンセルの連絡が9月5日午後4時まで ⇒キャンセル料金 不要
 キャンセルの連絡が9月5日午後4時以降 ⇒キャンセル料金 必要

5日午後4時以降にキャンセルのご連絡をいただいたときやご連絡なくキャンセルが生じてしまったときには、キャンセル料金が発生してしまいます。この点、ご理解ください。

みなさんと福岡でお会いできるのを楽しみにしています♪

追記。キャンセル連絡の窓口については詠草集と一緒にお送りしているご案内に記しています。

【会員のみなさまへ】
こんにちは。
全国大会事務局長の荻原伸です。
福岡で開催する全国大会の申し込み締切りの6月30日まであと2週間となりました。
5月号の挟み込みハガキか、以下のリンクからお申し込みください!
福岡でお会いしましょう♪

【会員専用】
申し込みサイト

【一般のみなさんへ】

現代短歌シンポジウムin福岡2023チラシ 

いまの家に住んでちょうど10年目になります。それまでは、6階建ての賃貸マンションに住んでいたのですが、手ぜまになってきたので戸建てに引っ越そうというこになりました。ちょうど子どもが小学生になるまであと一年でしたから、当時通っていた保育園が校区になる小学校がいいなといくつかの不動産屋さんを訪ねて内見させてもらったり、ネットでしばらく探したり待ったりしてみましたがなかなかこれ!という物件に出会えないでいました。

ある日、近所をウォーキングしていたら、工務店の白い軽バンがある家の前に停まっていて、数名の方がその家から出たり入ったりするのが見えました。いつものコースだとその手前の交差点をまっすぐ行くのですが、左に折れてそこへ近づいてみました。どうやらリフォームしているようでした。さりげなく(いまおもうと全然さりげなくない!)、リフォームですか?って声をかけてみました。すると、「あーっ、ここ賃貸物件にするんだって」と返事がありました。小学校も近いし中学校も近いし、ここだ!と直感しました。「中を見たいのならこっそりええよー」と工務店の方が言ってくださるので、ちらっと見ました。ここしかない。ということで、ホームページに掲載される前に一気に契約しちゃいましたのが今の家。

住んでみると、これまで住んでいたマンションとそれほど変わらない界隈なのに角ひとつ折れるだけで町内の様子がちょっと穏やかでゆったりしていました。小学校のそばの住宅地にはずっと昔からのお宅や神社やお寺があり、家と家の間にはちいさな畑をなさっているところもありました。そしてそういう中に、梔子が生け垣になっているお宅がありました。5月の中旬くらいから八重の白い梔子の花がたくさん咲いてあまい香りを漂わせる、緑の濃い立派な長い生け垣でした。ほんとうに素敵な梔子の生け垣で、ぼくにとっては引っ越ししてよかったと思える近所のお気に入りスポットのひとつでした。でも、2年前の春にその土地は手放されて何もかも掘り返されてある日突然更地になってしまいました。梔子の生け垣もごっそりどこかへ行ってしまいました。その後すぐ売地という看板がたち、夏には新しい家が建ちました。

ぼくはどうしてもあの八重の梔子が恋しくて去年の春、メルカリで小さな鉢を購入しました。そのままなんでもかんでも置いてしまう日当たりのよい職場の窓辺に置くとやはり5月中頃にはうつくしい白い八重の花をつけ、室内にあまいかおりを届けてくれました。そしてそれはいまも窓辺にあって、小さな鉢にたくさんの蕾を膨らませています。

梔子を煮たるインクで刷り上げし荷風の原稿用紙を恋へり/栗木京子『水仙の章』

こんにちは。
荻原伸です。

もうみなさんのところへ5月号は届きましたか?
5月号には大変重要なことが2つ含まれています。

1つは、会費の振り込みです。
6月20日までが締め切りです。覚えているうちに、善は急げ、払い込んじゃいましょう♪

2つは、全国大会in福岡2023のご案内です。
9月9日と10日に実施いたします。ぜひぜひ多くのみなさんに参加していただきたいです。
プログラムの内容の充実、福岡という土地の魅力、そしてみなさんで集う歓び。
6月30日がしめきりです。こちらも、善は急げでお申し込みください♪
(web経由でお申し込みいただけるばあいはぜひweb経由でお願いします!ココ

5月号もくじ。
202305もくじ

ページトップへ