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カテゴリー "荻原伸"

9月になりました。
バスケットボールのワールドカップをきにしつつ過ごす本日。

ごそごそしていたら古い地図がでてきました。
2005年にウィスコンシン州マディソンに少しいた時期がありました。
その頃リュックに入れて持ち歩いていた「Metro system map」です。

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その当時はまだiphoneがこの世に存在しないころだったので、
てのひらの中で自分の位置を確かめながら最短コースで目的地にたどり着くということはありませんでした。

この紙の地図をみながら、なんだかgoogle mapを見てみたい気持ちになり、さっきホームステイさせてもらっていたコンバース家に行ってみました。

あの頃iphoneがあればよかったのになぁという気持ちと、なかったからこそぶつかりながらさまよい歩くことができたたのかもしれないとも思います。

人の真価は逆境で出ると言われしを満開の辛夷に思い起こしぬ/森尻理恵『虹の表紙』

■ご連絡■
旧月歌会の詠草係が変わります

急なことですが今月の歌会から旧月歌会の詠草係が谷口美生さんになります。
谷口さんには昨年も係をつとめていただいていましたので、メールアドレス等の具体的な情報は、昨年の『塔』でご確認ください。
また、このことをお近くの旧月歌会参加者へもひろめてください。
よろしくお願いします。
 

全国大会が終わって、夏のおわりを感じるこのごろです。
みなさまのお住まいのあたりの大雨の被害の少ないことを祈っています。

雨上がりの今朝、風がすっかり秋めいていました。
雨上がりなので、草取りをしました。
ふだんの手入れがいきとどいていないので、ちいさな土地に草がぼーぼーです。

と、毎年栽培している朝顔のこぼれ種が、どうしてこんなところにというように草のなかに一輪咲いていました。

8月晦日の今朝のことでした。

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※事前申込みは8月21日午前7時をもって終了しました。ありがとうございました。

 

※数に限りはありますが、当日席もご用意しています。お越しください。

 

※当日は混雑が予想されます。時間に余裕をもってお越しください。

と き 8月24日(土)
12:00-13:00 受付
13:00-13:15 開会挨拶・吉川宏志
13:15-14:45 講演・高橋源一郎「日本文学盛衰史・平成後篇」
15:05-16:45 対談・小島ゆかり☓吉川宏志「古典和歌の生命力」
16:45-17:00 閉会挨拶・永田和宏
ところ グランドプリンスホテル京都
参加費 当日申込 おとな2,000円 学生1,000円(学生証が必要)
事前申込 おとな1,800円 学生 900円(学生証が必要)
※席に限りがありますので、事前申込をおすすめします。

現代短歌シンポジウム2019

チラシ(プリントアウト用)現代短歌シンポジウム2019

雨がよく降りますこのごろ。
鳥取の荻原伸です。

土曜日は、梅田で会議があり、堂島界隈にまいりました。
その会議の終わりが長引いてはいけないと思って、すこしゆとりをもって帰りのきっぷをとっていました。

その日の大阪は昼すぎる頃までは快晴でしたのに、会議がおわってビルをでるとものすごい雨がふってきました。そうなると考えることはだいたい同じで、地下を歩きます。歩いていて、きままに、ビルに入ったり店に寄ったりしていました。

大阪のみんさまには当たり前なのでしょうが、阪急の三番街に地蔵横丁というのがあります。そこには小さな飲食店がわずか並んでいて、立呑のクラフトビール店もあるという情報を得たので、行ってみました。するとその細い通りに入ろうとすると線香の香りがただよってきました。なるほど地蔵横丁、とおもいながら、いくつかの店を抜けた先にありました。「北向地蔵尊」。

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年に2回の拡大編集会議が日曜日にありました。
今回は選者と編集部が計28名参加しました。

会計のこと、誌面のこと、全国大会のことなどについてぎっしりみっちり話をしました!
(会計事務所の方に着ていただいたりもしています)

全国大会のことでいえば、2024年の70周年京都大会まで開催地が決まりつつあります。
今年2019年の全国大会は京都。
来年2020年の全国大会は福岡。

そうそう。今年の一般公開もすごく魅力的なプログラムです。
塔や短歌とは普段は縁のないかたにもぜひ声をかけてお誘いください♪

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一般社団法人塔短歌会は今年創立65周年を迎えます。
これを記念して、作家の高橋源一郎氏、歌人の小島ゆかり氏をお迎えして「現代短歌シンポジウムin京都2019」を8月24日(土)に実施します。(詳細はチラシを参照)

現代短歌シンポジウム2019

このイベントは塔短歌会会員以外のみなさんにも広くご参加いただけます。
席に限りがありますので、事前のお申込みをおすすめいたします。

■現代短歌シンポジウム事前web申し込みはここをクリック■

もう春だとおもっていましたら、一転して寒くなってきました。

もうすぐ春といえば、キャンディーズ。
もうすぐ春といえば、恋をしてみませんか♪
・・・
もうすぐ春といえば、お別れの季節。

先日、ちいさなお別れの宴があって、件の日本料理店にいきました。
お店に入ると写真のとおりすこしこぶりの白磁のすてきな花瓶が飾ってありました。

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鳥取には、白磁をきわめて人間国宝になった前田昭博さんという陶芸家がいらっしゃいます。
もしや、と思って店主にたずねると、そうですよということでした。

ぼくは片田舎の小さな公立の小学校に通っていました。田舎の小学校なのに、というとよくないですが、音楽や図工にとても熱心でした。小学校なので教科担当制ではなく、担任の先生がほとんどの教科科目を教えてくださっていたのですが、図工の時間だけは図工の先生に習っていました。そしてその図工の先生こそ、人間国宝の前田昭博さんのお父さんでした(前田先生)。

当時、前田先生は子どもさんが白い焼き物を作っているからといって全クラス(1学年2クラスずつ)に白い花瓶を持ってきてくださいました。いまならば白磁の壺とか白磁の花瓶とかいうのですが、当時は「白い花瓶」といっていました。週に何度かは、花の水かえをするために、その大きくて白くて美しくてつるんとした花瓶を両手に抱えてもって手洗い場にいきます。しばらくして、隣のクラスの白い花瓶が水かえをしているときに割れてしまいました。つぎには、ぼくたちのクラスの白い花瓶も割れてしまいました。さらに時間がたつと、あっちでもこっちでも白い花瓶は割れていきました。前田先生のお子さんが一生懸命お作りになった花瓶だということで(もちろん当時は無名だったと思いますが)みんなで大切にしようと言っていたのですが、水の入った白い花瓶の一つ一つは小学生にとっては大きくて重い花瓶だったので、手をすべらせて割ってしまっていたのでした。

2年ほど前に、ある宴で前田昭博さんとすこしだけお話する機会がありました。ぼくは小学校のときの前田先生の思い出と白い花瓶の話をしました。昭博さんは、そうでしたか、となんだか少し恥ずかしそうにでもうれしそうに笑顔で言葉を交わしてくださいました。

人間国宝の手による白磁の花瓶は、購入することはできないほど遠くにいってしまったのですが、ぼくにとってはあの白い花瓶は前田先生の熱心な図工の授業とともにときどき思い出されるのです。

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