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カテゴリー "永田淳"

宣伝みたいになってしまいますが、11月9日の19:30〜zoomで選評会が行われます。

参加費は無料のようです。

お申し込みは
https://college.coeteco.jp/live/m1rjc46o
こちらまで。

大会の入賞作品などについて大森悦子さん、寺井龍哉さん、松尾祥子さんと話します。

お時間と興味があればお越しください。

連作で詠む短歌の世界

「連作で詠む短歌の世界 NHK全国短歌大会・近藤芳美賞から」と題されたオンライン講座が開かれます。

栗木京子さん、佐佐木定綱さん、カン・ハンナさんが連作の詠み方について話されます。連作をどう作ったらいいのか迷われている方は一度、覗いてみられてはいかがでしょうか。

詳細は
https://culture.n-gaku.jp/course/5008?_gl=1*17eu6vz*_ga*MjA0MDM3MDEyMC4xNjc4OTYxNTI2*_ga_2WVQPSECR5*MTY5NjMwNzk2OS4yOC4xLjE2OTYzMDgwODIuMC4wLjA.
までどうぞ。

三年間、みんなで集まっての批評会などは開かれてきませんでしたが、徐々にそうした集まりも増えてきました。

そんな今年の10月は、素敵な歌集批評会が目白押しです。
(写真は2020年11月12日撮影)

まず第一弾、千葉優作歌集『あるはなく』批評会が10月8日に行われます。なんと北海道在住の千葉さんが京都に乗り込んできます。

千葉優作歌集『あるはなく』批評会

続きまして同じ週に今度は田村穂隆歌集『湖とファルセット』批評会が10月14日。本年、歌人協会賞受賞歌集!

田村穂隆歌集『湖とファルセット』を読む会

そして締めは10月28日、静かな情念がこもる一冊、澄田広枝歌集『ゆふさり』批評会。

澄田広枝第二歌集『ゆふさり』批評会

どれか一つを吟味して参加するもよし、この際だから全部出ちゃうのもよし。
台風シーズンも過ぎていい日和でしょうから、みなさん、都合がつけば是非ご参加を。久しぶりにお会いする人、初めましての人に出会えるのもいいもの。
短歌は閉じ籠もって一人でも作れますけど、一人では決して出来ない読みに出会えるのが批評会のいいところです。

下の写真は季節先取り感を出して。本文の内容とは関係ありません。昨年10月14日撮影。

 

 

大雨の連休最終日、みなさんお変わりありませんでしたか?

さて、5月20日(土)に河野裕子の生まれ故郷である熊本県御船町で歌碑除幕式および記念講演会が行われます。

これは皆様からご寄付いただいた御志を原資としまして、昨年に法然院に、そして今年御船町に建てられた歌碑です。
熊本歌会の村田弘子さんが文字通り東奔西走してくださり、ようやく建立、除幕式となりました。
やや交通アクセスが不便ではありますが、なんといっても会費無料ですから、皆さん是非ご参加ください。
以下、要項です

日時 5月20日(土)
除幕式 10時30分〜11時
記念講演会 12時30分〜15時30分
吉川宏志 河野裕子の歌う風景
伊藤一彦 河野裕子のふるさと
永田和宏 河野裕子のおくり物
会場 熊本県御船町
除幕式 御船町役場 正面玄関前
https://www.town.mifune.kumamoto.jp 確か僕の記憶では、恐竜の像が役場前には立っていたはず。
講演会 御船町カルチャーセンターホール
https://www.town.mifune.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=2&class_id=6131
資料展示 御船町カルチャーセンターホワイエ

会費  無料

当日、除幕式に間に合おうと思うと、熊本駅8時53分発のバスになりますね…
ちょっと早いですが、みなさんにお目にかかれますのを楽しみにしております。

 

 

 

 

 

改めまして、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月1日から高知市へ行っておりました。僕は高校1年の時に友達3人と四国旅行をして以来なので、実に34年ぶりぐらいの高知県。

まず行ったのは日本三大洞窟と言われる龍河洞(しかし、三大ってみんな好きですね)

元日だから少ないだろうと思ったのですが、夕方に着いたのにまだ結構賑わってました。その前に偶然、紀貫之が国司として赴任していた跡地も通りがかったのですが、写真撮り忘れ。ここから土佐日記が始まったのか、と印象深かったのに…

着いたその日は高知城近くのお店で、お寿司やら鯖寿司やら酒の肴やらを買い込んで、ホテルの和室で家族4人で夕食。その前に、商店街でこんな看板のお店を見つけたのでパシャリ。もう閉店されているみたいですが、なかなかシュールなネーミングセンスが光ります。

近くの潮江天満宮で夜の初詣。菅原道真公を主祭神とする神社なので、今年は受験生二人を抱える我が家としてはぴったり。ちなみに僕は数年ぶりの初詣。

翌日は朝から、松山にいる長男がバイクで到着して合流。5人ではりまや橋(まぁ、高知に来たら見ておきますか)、牧野植物園(ここの訪問が今回のメインイベント。真冬なので花はほとんどなかったのですが、かなり楽しめました)、桂浜(こちらも、一応定番ということで)、そして桂浜水族館でアカメの大群(こちらが今回2番目のメイン)と巡りました。
夕方に長男が帰ったので、また四人で夕食。

ウツボを初体験。何度か釣ったことはあったのですが、食べたことはなかったので話の種に。


翌日は朝から高知城に行ってきました。日本には現存天守は12城らしいです。


このまま終わると、ただの紀行文(にもなってませんが…)。あまりにも短歌結社HPに相応しくないので、最後に。
吉井勇の歌碑が桂浜にあったそうな。というのも、僕は見ておらず、長男が撮ってきました。
吉井勇、高知に一時期住んでいたんですね、知らなかった。本誌企画「実は読んでいなかった」で『酒ほがひ』を読んで、どうにも馴染めなかった僕なので、それ以上深入りすることもなく過ごしていました。
歌碑の歌は

大土佐の海をみむとてうつらうつら桂の浜にわれは来にけり  『人間経』

これなら吉井勇、読んでみてもいいかな、とちょっと思った2023年年明け、でした。

去年のことになりますが、と言ってもまだ一週間前のこと。

大晦日に父が法然院に墓参りに行った帰り、歌碑の近くにさしかかったら外国人風のお爺さんと孫娘らしき二人が歌碑の台石に腰掛けて座っておられたそうです。

お爺さんが立ち上がった後、お嬢さんは歌碑の文字に指を添わせながらなにか呟いていたそうな。

前までは歌碑の前にロープが張られていて入れなかったのですが、法然院さんの計らいで今ではオフセットされて入れるようになったので、こんな活用(!?)のされ方もあり、かな?

大晦日にほのぼのした、と父からメールがありましたので、年明けになりましたが、ご報告まで。

シンポジウム&歌会にご参加の皆様、会の運営にご協力いただき、またご参加いただきありがとうございました。

二日間の熱気がまだぼんやりと身体の芯に残っているような虚脱感が「ああ、これこれ、この感覚久しぶり!」って感じですよね。

さて、くまざわ書店でご購入の武田百合子のエッセイ集(このエッセイ集、いいですよね。僕も好きな一冊!)とすみっコぐらしのシャープペンシルをお忘れの方がおられるようです。永田が預かっておりますので、ご連絡ください。

名乗り出なかったら貰っちゃいますよ、と言いたいところですが一冊家にあるので、その心配はなさそうです。

来る9月9日に河野裕子・永田和宏歌碑の除幕式が行われます。

河野裕子シンポジウムの前日、金曜日ですが皆さんお誘い合わせの上、是非お出でください。

式次第としては以下のような感じになっています。

日時 令和4年(2022年)9月9日(金) 午後2時から4時
場所 法然院 参道および本堂 (京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30番地)
午後2時  除幕式(参道にて)   吉川宏志挨拶
午後2時半 河野裕子を語る(本堂) 三枝昂之、坪内稔典、栗木京子

裏面はこんな感じ。オモテ面はお越しになってのお楽しみ♪

法然院さんHP
http://www.honen-in.jp

台風が来ないことを祈るばかり。

最後になりましたが、ご寄付下さった皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。



なんだかNHKの「趣味の園芸」みたいになってますが。。。。

一枚目は一昨日、二枚目は昨日、三枚目は今日、わが家で採れた野菜です。

今年はキュウリが採れて採れて、さらにうちの近所には何人か笠地蔵がおりまして、玄関開けたら茄子やキュウリやサンドマメなんかがどっさり置いてあることもしばしばで。
ということで、冷蔵庫の野菜室はキュウリがぎゅうぎゅうに詰まっています。
けど、もうキュウリは終わりかけで、あと二〜三本しか生っていません。

これからはニガウリ(僕はゴーヤとは呼ばない)がシーズンインですね。これとビールがあれば、僕は夏を乗り切れるんじゃないだろうか?ぐらいに偏愛しています。天ぷらが一番ですが、揚げるのが面倒なので、天ぷらは週末だけ。

トマトがいろんな種類混ざってますが、実は今年はトマトを植えていません。去年に採り損なったものが落ちて、芽が出ていろんな種類が生っています。

ちなみにカボチャも冬瓜も生っていますが、いずれも植えていません。生ゴミから勝手に生えてきてスクスク育っています。冬瓜なんて数年前に、例の笠地蔵さんにもらったのが最初で、それからはずっと種を捨てる→勝手に生える、収穫→生ゴミに捨てる→勝手に生えるのサイクルを繰り返してます。カボチャも同様。

あと青紫蘇も恐ろしく繁茂しています。

これらが幅1メートル×長さ5メートルぐらいのところにびっしり生えてるわけで、もうまさにジャングルみたいになってます。例年のことですが。

ということで、歌を一首も引用しないのもずぼらなので。

侵略はつねに防衛の名によりきこの単純を言はざるべからず   玉城徹『香貫』

当たり前ですが、歌は写真とは関係ありません。

暖かくなったり、寒くなったりとこの時期ならではの天候に翻弄されている永田淳です。

例年通りに目が痒くなったり、鼻水が止まらなかったりしますが、これは「季節性鼻炎」だと昔から自分に言い聞かせています。
花粉などに負ける、というのがどうにも我慢なりません。(いつまでこんな子供っぽいことを言ってるんでしょうね)

とはいうものの、いい季節になってきました。
木蓮は咲いてしまった時より、これぐらいの膨らみ始めの頃が好きです。

紫の方ですが、

いにしえの王(おおきみ)のごと前髪を吹かれてあゆむ紫木蓮まで  阿木津英『紫木蓮まで・風舌』

なんていうのは春の高揚感があって、この時期には思い出す一首ですね。

進級、進学、就職、引越などで忙しくしている方もおられるでしょうか。
僕は先日、オンライン授賞式、オンライン謝恩会(この二つは初体験!)、オンライン編集会議と1日にオンライン3本立てでした。けど、やっぱり謝恩会は対面じゃないとなぁ。

毎度のことながら、うだうだしたブログですみません。

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