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カテゴリー "小林真代"

今日は3月3日なので、ちょっとだけひなまつりらしいことを。
甘酒とひなあられ。
マッコリでもよかったんだけど。

ひなまつりというと、幼稚園のころ、仲の良かったアキちゃんとタマオちゃんがうちに遊びに来て、おひなさまの前でごはんを食べたことを思い出します。
アキちゃんとわたしはおひなさまの楽しみ方がよくわからなかったけれど、タマオちゃんは「わあ、きれいね。」と喜んでいて、大人みたいだなと思いました。
その後、卒園を待たずに二人とも引っ越してしまい、わたしにとっておひなさまは、アキちゃんとタマオちゃんの思い出。

年々に木の花咲きてよみがへる感情ふかく雛は黙すを/馬場あき子『飛天の道』

うちにはおひなさまがないけれど、おひなさまの歌を作ろうかな。とかなんとか、そんなことを思った今年のひなまつりでした。

先日、胃カメラをのむ時に力いっぱい抵抗したら、喉の調子がしばらく戻らなくて参りました。
そういうこと、ありますよね。(わたしだけじゃないですよね?)

喉の調子が悪いかな、と思ったらありとあらゆる手段でケアしますが、
普段は手軽なのど飴を持ち歩いています。
のど飴といってもいろいろなものがありまして、各種取り揃えて楽しんでいますが、
いちばん効くような気がするのはこれ。

近所で売っていないので箱でお取り寄せしています。
効くような気がするって言っても、つまりはのど飴は薬ではなくてお菓子なんですが。

飴玉を転がすやうに歌ふから歌詞がかなしくても気づかない/濱松哲朗『翅ある人の音楽』

自分の家では好きなところで好きなように過ごしていますが、
最近は息子が使っていた部屋をわがものとして暮らしています。
窓に向いて置かれた机がお気に入りです。
十代の頃の息子が使っていたものがいくらか引き出しの中に残されたままになっていますが、気にしません。

本を読むのに疲れたり、作業に飽きたりした時、なんか面白いものないかなーと何気なく引き出しを開けることがありますが、そうするといつもコレがあります。

大きいお煎餅くらいのサイズの缶バッヂ。
見るたびに、あ、ドラえもん…と一瞬思うわけですが、なんか違うな、なんだこれ、としばしプロペラの頭(頭のプロペラ??)と戯れます。
そのうちにやがてすっかり癒されて、ふたたび読書や作業に戻るのでした。


この夏、箪笥を漁っていたら出てきたTシャツ。トリスおじさん。
今日も暑い一日でした。皆さん、くーっと、今夜もおいしく水分補給してください。

さてさて。
先日書いた、すいか泥棒のタコについて。さっそく「これではないですか?」と情報をお寄せ下さった方が!!
イメージしていたものより明るい絵柄で、親しみやすい感じですが、たぶん、それだと思います。自分が子どもの頃に夢中になった絵本が幻ではなく実在するとわかってほっとしました。タコが大根を盗むお話などは結構あるそうで、さらに探してみると面白そう。貴重な情報(わたしにとって)をありがとうございました!!

それにしても、すいか泥棒のタコになぜあれほど夢中になったのかは我ながらやっぱり謎で、こればっかりは永遠に謎なんだろうなあ。

物置の絵本のなかに挟みてあり小さきむすめが書いたお話    花山多佳子『木香薔薇』

9月になってもまだまだ暑いですね。
今年はとにかく暑くて毎日ビールを飲むことばっかり考えていて、
うっかり西瓜を食べるのを忘れていました。
あわてて食べました。

ところで、子どもの頃夢中になった絵本に、夜になるとタコが海から上がってきて、すいか畑からすいかを盗むというお話がありまして。
子供向けにしては地味な絵本で、絵柄がかわいかったわけでも、大爆笑のおもしろさだったわけでもなかった(と思う)のですが、ある時期夢中で読んでいたことだけはよく覚えていて、すいかを食べるとなつかしく思い出します。

すいか畑の人がタコを捕まえようとしたけれど、タコは逃げ切って海へ帰っていった、というラストシーンだったような気がするのですが、最後もまんまとすいかを盗んだのだったかどうか。

いつの間にか実家の本棚から消えて、再読もかなわないすいか泥棒のタコのお話。
どうしてあんなに夢中になって読んだのかさっぱりわかりませんが、もう一度読んでみたいなあ。

西瓜割りしない季節の長いことずっと目隠しをしてるのに
     「西瓜のほうに目隠しを」鈴木晴香/『西瓜』創刊号

最近、とうとう自分であんこを炊くようになりました。
生クリームより断然あんこ派のわたしは、誕生日もケーキではなくお汁粉を希望するのですが、今年はどういうわけかフルーツタルト(フルーツタルトはとってもおいしかった。フルーツタルトに文句はないのです。もちろん、生クリームにも。)。

そういうわけで、自分でお汁粉を作ることにしました。
それで、どうせならあんこから作ることにしました。
「おいしゅうなれ」と、某朝ドラのセリフも呟きつつ。

小豆煮るまんなかに砂糖の山置きてずずと沈めるさまを見ていつ        花山多佳子『草舟』

 
無事にあんこができて、念願のお汁粉をいただきました。

これでお正月のお餅もおしまいです。

ところで、4月4日は「あんぱんの日」なのだそうで。
今度はあんぱん、作ってみようかなあ。

桜が満開になりました。
うっかりするとどこまでも歩いてしまいそうな陽気の一日でした。

春たけなわ。
それとはほぼ関係ありませんが、
今日は水曜日なので、水曜日のネコを飲みます。

「水曜日のネコ」はベルギー生まれの「ベルジャン・ホワイトエール」というスタイル(ビールの種類)で、大麦と小麦の両方を使って造ったビールです。だそうです。

ともあれ、今日は水曜日なので、水曜日のネコを飲みます。(←今日はもう、これを書きたいだけのブログです。)
みなさんもゴキゲンな水曜日の夜を。そして、明日もまたゴキゲンで。
 

大学の業務はさておき春ふかき夕べに飲み干す「水曜日のネコ」              島田修三『秋隣小曲集』

見頃を逃さないように、時間があればうろうろ桜を見て歩く今日この頃。
今日は近所でいちばんのお花見スポットへ行ってみました。
満開まではあとちょっとというところでしたが、春休みということもあり家族連れも多く、皆さん、お花見する気満々。
屋台はシートが掛けられていて営業していませんでしたが、早く商売始めた方がよさそうですよ。

 

天田愚庵の庵にも桜。
京都にあったものを移築復元したものです。
短歌を始めるまではこういう建物があることも、天田愚庵が歌人であることも、まったく知らなかったのですが、
正岡子規の「柿の実のあまきもありぬかきのみの渋きもありぬしぶきぞうまき」という歌の、この柿を子規に送ったのが天田愚庵。なかなか波乱の人生を歩んだ人です。

この庵、無料で利用することができ、茶会などに使われているとのこと。
いつかここで歌会をやりたいなあ。

そろそろ「塔」11月号が届き始めていると思います。

11月号には会費の振り込み用紙が挟み込まれますが、今回、会費用ではなく、歌碑建立基金の振込用紙が挟み込まれている方がいらっしゃるようです。
戸惑われた方も多かったと思います。申し訳ありません。

歌碑建立基金用の振込用紙は会費の振り込みにご利用いただけます。
その際には、通信欄の余白に、「会費」とわかるようにご記入ください。

ご面倒をおかけして申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

会費の納入期日は12月20日です。
どーんと、お待ちしております。

職場でたまごボーロをたくさんもらってきた人がいて、先月からわが家はたまごボーロ三昧。たまごボーロ祭り。

(写真は「卵黄ボーロ」しかありませんが、賞味期限順に平らげていくことにした結果、「たまごボーロ」は早々に食べ尽くされたのでした。)
(ちなみにこの後、「卵黄ボーロ」二袋追加。)

いったい何歳のつもりだか知りませんが、誕生日プレゼントにもらったという大量のたまごボーロ。わたしもありがたーくいただいております。
(あいまに大みか饅頭とか買って食べてるから、なかなか減らない。だって大みか饅頭好きなんだもん。たまごボーロももちろん好きだけど。)

丹波黒豆健康に良いと書かれしが五袋届く群馬県より/小林信也『合成風速』

丹波黒豆五袋ぜんぶ一人で食べたのかな。健康に良いから食べたかもしれないな。
それとも気前よくお裾分けしたかな。

こちらはまだまだ続くたまごボーロの日々。
まだまだ続く、と言っているうちに、お裾分けとかしないで食べ尽くしてしまうんだろうな、たぶん。
だってたまごボーロ、おいしいもんね。
(また食べてばっかりみたいなブログになってしまった。)

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