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カテゴリー "永田淳"

浜竹
各所で静かなブームを呼んでいる、相原かろさんの歌集『浜竹』の批評会が下記の要領で行われます。
まだ残席あるようなので、ご興味とお時間のある方はお申し込みください。
なんと閏日、というかろさんらしい日での開催です。

【要領】
相原かろ第一歌集『浜竹』批評会を、下記のとおり行うこととなりましたのでお知らせいたします。
〇日時:2020年2月29日(土) 13時~17時
   (受付開始12時30分)
〇場所:主婦会館プラザエフ(8階 スイセン) 
   ※JR四ツ谷駅 麹町口前(徒歩1分)
〇会費:2,000円
〇レポーター:永井祐、本多真弓(未来)、徳重龍弥(塔) ※敬称略 
〇司   会:宮地しもん(塔)
                   * 
批評会終了後、四川料理「食為鮮」(プラザエフから徒歩3分)で懇親会を開催いたしますので、ぜひご出席ください。
〇懇親会:17時30分~20時(会費4,000円)
〇お申込み締め切り:1月17日(金)までに下記あてにお願いいたします。
懇親会の出欠席についても同時にご連絡ください。
*会場の都合上、席数に限りがありますので、お申込みはお早目にお願いいたします。
〇お申し込み・お問い合わせ先:田中律子 
  MAIL:shirorincat(アットマーク)nifty.com

と言っても、餃子で有名な某店ではありません。
昨夜、九州から帰って京都新聞をパラパラ繰っていたら、「!!」つい三日前に旧月歌会でご一緒していた顔が!
ただいま、e歌会でも活躍中のいわこしさんが第63回京都王将戦で優勝されたとのこと。もちろん、ここでは「いわこし」という筆名ではなく、実名でしたが。
ともあれ、おめでとうございます。

しかし、将棋や囲碁の有段者も塔にはおられますし、これだけ会員も増えてくると多彩(多才?)な方々が世の中にはおられるんだなぁ、と変に感心してしまいます。

 

20190925102357

「サワガニとカワセミ」う〜ん、どっちが先でも「月とタニシ」みたいな語呂の良さにはならないな。

ということで、前々回の大森さんのブログで「サワガニを見てたら、カワセミを見逃した」というところにビビッドに反応いたしまして。ここは是非、我が家の田舎ぶりを発揮しようと思った訳です。

で、朝に連れ合いに「カワセミいないかなぁ」と言ったら「そこらにしょっちゅういるやん」との返事。まぁ、確かに時折は見かけるのですが。「どして?」と訊かれたので「写真撮りたい」と伝えていました。すると、仕事に向かった連れ合いがすぐに戻ってきて呼び出されて…

19.09.18カワセミ

はい、カワセミです。近寄りすぎたので逃げてしまい、この一枚のみ。まぁ、確かに「翡翠」というだけあって、飛んで行く様は青(蒼?碧?)を一閃、と言った感じです。自宅の裏の川にて。

で、折角なのでサワガニも。こちらは簡単。川辺に降りていって一つ目の石をめくったらハズレ。二つ目で

19.09.18サワガニ

はい。この子は左のハサミがとれてましたね。また生えてくるでしょう。大雨の後など、うちの勝手口でも普通に歩いてますね。

と、まぁ、永田家の朝の一コマでした。

折角なのでアキアカネも。19.09.18アキアカネ

 

千葉方面の方々は大丈夫なんでしょうか、ちょっと心配。

19.09.17年鑑回顧

なんだか味気ない写真で申し訳ありません。

この3連休の土日と北海道は札幌に行ってきました。そうです、タイトルにあるように毎年12月号掲載の年間回顧座談会のためです。出来て3年目の札幌支部の方々に今年は担当してもらうことに。

土曜日は朝の6時20分発(下手したら何時もの僕が寝る時間)の地下鉄、リムジンバス、飛行機、JRを乗り継いで札幌へ。この日は歌会を開いて下さるということになっています。開始は13時30分。順調にいきすぎて、札幌に11時半には着いちゃったので、重いリュック(何と言っても「塔」1年分とノートPCなどが入っているのだ)を担いで市内観光。時計台を見学したあと、大通公園に行ったら「オータムフェスト」なるものを開催中。公園を埋め尽くすように屋台が出ていて、あちらこちらから旨そうな匂いと、クラフトビールやワインのグラスを持ちながら歩く人々。歌会前だぞ、歌会前だぞ、とアルコールを自重するのに必死でした。

予定通り、13時半から歌会、出席は10名。会場はノースエイム。

タルタルソースべつたりと付け論じ合ふわれらに遠き昭和の歌を  千葉優作
ムクドリが群がりさわぐゆふぐれの なぜわたくしを神は選べる  栗山洋子
与へ給へ大気が地球を包むごとパンをあまねく(…できればアンパン)  品田一郎

個性的な歌も結構あって、楽しく17時に終了。そこから札幌駅まで移動して懇親会。まぁ「1年分の塔を読み返さなきゃならない週間」でしたから、珍しくアルコール抜きの一週間だったのです。
ので、まぁ、ビールが染み渡る訳です。明日が本番だ、というのに。二次会まで行って、お開き。

翌日曜は僕の帰りの飛行機の都合もあって、午前9時半から同じくノースエイムで年間回顧座談会。6名で各々、意見を述べる。内容は12月号をお楽しみに。先ほど、録音を聞き直しましたが、面白い話も随所に出てきています。

で、冒頭に戻る訳ですが、なんでこんな味気ない写真かというと、前述の通り荷物が重すぎてカメラを持って行く気になれなかったのです。「じゃ、携帯で撮ってくればいいじゃん」って声が聞こえてきそうですが、僕はいまだガラケーでして、そんな精細な写真は撮れないのです。(ついでに言うと、携帯などで写真を撮りたくない、という意固地な気持ちもあります)だから大通公園の華やかなフェストも札幌の抜けるような青空も、新千歳空港の秋の夕空もありません。

グラジオラス

短歌で下から上へ咲くといえばジギタリスですが、この時期は下から順番に咲く花が多いですね。写真は家のお隣さん丹精のグラジオラス。他にタチアオイやネジバナなんかも下から順に咲きますね。こんな花の咲き方は無限花序ともいいます。(今度の歌集名、これにしようかな、格好いいな。と思ったら、そういや馬場さんにあったな。)

で、もちろん短歌のジギタリスといえば

赤い旗のひるがへる野に根をおろし下から上へ咲くジギタリス  『水葬物語』塚本邦雄

です。赤い旗が革命の旗の象徴であることは、まず間違いありません。菱川善夫さんはジギタリスが下から上に向かって咲く、というのを民衆からのボトムアップだ、という解釈をされています。

僕も単純にそんな風に捉えていたのですが、先日、鳥取で行われた現代歌人集会の大会で講演された三枝昂之さんは違った解釈をしておられました。「メトード」初出時にこの歌に続いて

贋札の類かろらかに街を流れ野をながれ暗い夕日にひびき 「メトード」創刊号 塚本邦雄

の一首があることに着目。贋札の歌は社会の浮薄さへの嫌悪ではないか。そうすると、ジギタリスの歌も革命という嘘くさい幻想への侮蔑なのではないか、ジギタリスが持つ毒が社会に蔓延しているのではないか、という解釈です。「おお、なるほど、そういう解釈も成り立つのか!」と、様々に読める愉しさを再発見した次第。
しかし、この贋札の歌は『水葬物語』には収められていません。ジギタリスの歌の少しあとに「贋札(にせさつ)であがなひし絵の遠景の野をゆける盲目の縞馬」というのがあります。メトードの歌を改作したのかどうか、定かではありませんが、この絵の遠景の野は赤い旗が翻る野でまず間違いないでしょう。そうすると、盲目の縞馬は革命幻想に取り憑かれている者たち、とも読めるのかもしれません。

ああ、なんだか難しい話になってしまった。

革命や毒、といえば最近読んでいる句集に

黒椿革命前夜のように墜つ  『藤原月彦全句集』

回帰熱病む弟に鳥兜  同

こんな句がいっぱい出てきて、クラクラしながら読み進めています。藤原月彦さんはご存知、歌人の藤原龍一郎さんの俳号です。出発は俳句だったみたいですね。

最後になりましたが、九州南部地方のみなさま、被害などありませんでしたでしょうか。

19.07.01三月書房

の「三月書房」さん。
この前まで火曜日が定休日でしたが、2〜3年前から月曜も定休日にされました。
ということをすっかり失念しており、うっかり歌集の配達に来てみたところシャッターが降りており、がっくり。

の筈だったんですが。

着いた途端にガラガラとシャッターが開いて、奥さんがちょうど自転車で外出されるところでした。なんてラッキーなんでしょう。お休みのところを無理矢理入らせてもらって、配達歌集の受領印を貰いました。

三月さんは私たち歌人には歌集の品揃えで有名ですが、その他にも吉本隆明本では夙に有名ですし、宍戸さんのお眼鏡にかかった本がずらりと並ぶので楽しいものです。いわゆる新刊ベストセラーや自己啓発系は皆無。ポルノ系のちょっと際どい本(いわゆるエロ本ではない)なんかも充実してたり。僕はしょっちゅう、釣りの本、なんかを眺めてます。

今年の全国大会にお越しの方でまだ三月さんを訪れたことが無い方は、前日か終わってから足を運んでみてはいかがでしょうか。あ、けど大会の翌日は月曜だからお休みですね。

ということで

大会です!!会員の受付は終わりましたが、一般の方はまだまだ受け付けていますので、お友達など多くお誘い下さいますよう、お願いします!(実行委員長の心の叫びでした)

折角なので三月さんを歌った好きな一首(前にも紹介したかもしれません)

ためらひしあひだに青葉の寺町に永井陽子が消えてしまへり  田附昭二『細き罅』

ご無沙汰しております。今週のブログ当番だと気づいたのは火曜日でした。ただ、生憎その日は早朝から松山に行っておりまして

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松山城の満開の桜を愛でたり、

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夕闇迫る明石海峡大橋や淡路島の観覧車を見たりしておりました。つまりパソコンの前にいなかったのです、火曜と水曜。

そして翌木曜は朝から伊豆へ。

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用事を済ませてから熱海駅まで戻り、いつも新幹線で指をくわえて見ているだけの熱海の海に初めて身近に接して来ました。

そんなあちこちに小旅行ばかりしているものだから、金曜日は仕事が山盛り積んであるという状況に陥り、さらに悪いことにこの日は夕方から毎年恒例の懇親会へ。こちらは二次会までお付き合いしたあと、一人でなんと中島みゆきばかりがかかるバーへ(至福)。先客が四人おられましたが、当たり前ながら一気に意気投合して閉店まで。

ま、何かと言いますと、ブログを書けなかった言い訳をここまで延々としてきた、って訳です。

それじゃあまりにも詰まらないので、去年の蔵から引っ張り出してきて

18.04.05上賀茂神社枝垂れ桜

夕光(ゆふかげ)のなかにまぶしく花みちてしだれ桜は輝(かがやき)を垂る  『形影』佐藤佐太郎

写真は残念ながら二条城ではなく、上賀茂神社なのですが。しかも夕方でもありませんが。

という言葉を聞かれたことのある方は多いでしょうが、実際に目にされることはあまりないと思います。書籍の本文の天の部分(上部)に金箔を貼って、埃などから紙を保護するための仕掛けです。

京都の北大路駅近くを歩いていると、ある蕎麦屋さんの前で古本が売られていてそこになんとも豪華な装幀の本ばかり並んでいました。なぜ蕎麦屋さんの前で!?
長電話をしながら、撮ったので天金(これは実際には地金や地銀ですが)の部分にピントが合って居らず残念。

天金の昏きをぬぐいやりたれば人差し指の腹がくすみぬ  白石瑞紀『みづのゆくへと緩慢な火』

明日から寒くなるみたいですので、どうぞお大事に。
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今日は七草がゆを食べる日なのでしょうが、全く違う話ですみません。

最近、ケーキ作りにはまっている永田です。クリスマスから新年までの期間に4つ作りました。写真はクリスマス用に作ったモノ。レアチーズケーキです。クリスマス直前は苺がやたら高騰するので買えず、キウイとバナナと葡萄でトッピング。

その後、大晦日にベイクドチーズケーキ、3日にティラミスときて連休最終日の昨日に

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こちらのショートケーキを。デコレーションは娘が担当しました。やはり苺が高すぎたので、ブルーベリーとキウイで。冬場は果物が少ないですね。

とまぁ、新年早々短歌とはなんの関係もない投稿なので、一首なりとも引用しておこうか、と。

シュークリームを積み上げながら待つ人がおもしろいからそのまま観てる  藪内亮輔『海蛇と珊瑚』

シュークリームは作るのが難しそうだなぁ、いまだ挑戦していません。

ところで、「ななくさがゆ」なんだろうか?「しちくさがゆ」なんだろうか?

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