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カテゴリー "梶原さい子"

 まだ雪が降っていない頃の、少し前の写真ですが…
 白鳥がたんぼに来ていました。

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 私が住んでいるところには、近くに沼というか湿地があって、鳥がたくさんやってきます。
たくさんってどれくらいかというと、雁が10万羽とかいうレベルです。

 とにかく、たくさん、鳥を見ます。

 白鳥は、近くの川にもいますが、こうして田んぼにもいます。

 なんというか…首を伸ばして、すっくと立っているときは、いいのですが、
田んぼにうずくまっているのを見ると…結構なボリュームです。すごい大きいウサギみたいな。
 うーむ…と思いながら眺めています。

   白鳥のまどろむ湖を手のひらが飛びてゆくなりたれのてのひら  渡辺松男『泡宇宙の蛙』

   

 先週から断続的に雪が続いています。
 日中、晴れても、また、夜から明け方にかけて降るなどしているので、
緊張しながら、毎日運転しています。

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 それで、というわけでもないのですが、
車の中で今聴いているのは、アイヌの歌です。
 これが、いいんです。すごく楽しくなってくる。
民俗芸能として採録したものだと思うのですが、手拍子に合わせて、賑やかに輪唱したり、斉唱したり。

 いろんな歌の種類がありますが、たとえば、「ウポポ」というのは、
「湧き立つようにみんなで歌い合う」という意味なんだそうですが、
まさにそんな感じです。

   イーカーホー ハ ウトコッセ

   ウレウレルンネー イ チャーラセー

    (のように聞こえます)

 同じフレーズをひたすら繰り返すのって、気持ちいいんですよね。
 春がやってきて、みどりが、いのちが、湧き出てくるような、そんなイメージに持って行かれながら、雪の中を運転しています。

 今日の仙台歌会は、前半は歌会、後半は佐藤涼子さんの『Mignight Sun』の
批評会でした。
 佐藤陽介さんと、浅野大輝さんと、梶原さい子がパネリストをつとめました。
 22名の参加で、全員の発言を聞くことができました。
 内容については、方舟をお待ち下さい~。

 他結社からの参加もあり、歌会も含めて、面白かったです。
京都から、江戸雪さんも来られました。
 
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 今日、引かれた歌から。

 このところ寒くなったと意味もなく笑う寂しい惑星の朝
 安全な場所から頑張らなくていいなんて言うなよ まだ生きてやる 
 掌にカフェオレボウルあたたかくまた幸せを願ってしまう
 

 

 このまえの土日、大阪の堺市に行ってきました。
 塔内グループ、テルミニのみなさんとです。
 いつもは、ネットでやりとりをしているのですが、2年に一度、
オフ会をしています。
 
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 雨の中、晶子さんのお出迎え。

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 堺は、与謝野晶子の生家があったところです。

   海恋し潮の遠鳴りかぞへては少女となりし父母の家

 「さかい利晶の杜」の中にある、晶子記念館もおもしろかったです。

 それから、刀や庖丁をつくっていらっしゃる水野鍛錬所で、庖丁を鍛えるところを
見せていただきました。

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 ほんとに貴重な体験でした。
 
 堺は、中世・近世の貿易・商業の都市でもありましたし、見どころが多い、不思議なまちでした。

 

 8月ももう10日。

 いよいよ来週が、塔の全国大会です。

 今年の会場は福島の郡山市。19日土曜日の15時半からは、福島にお住まいの玄侑宗久さんのご講演があります。タイトルは「無常とあはれ」。何か、とても大切なお話をうかがえるような気がしています。

 さて、玄侑さんは、お坊さんであり、芥川賞作家でいらっしゃるわけなのですが、大会ご参加の皆様もそうでない皆様も、『光の山』と『無常という力』、お読みになりましたかね。まだの方は、ぜひぜひ。

 そして。

 私、玄侑さんの作品の中で、『中陰の花』が、とても好きです。「中陰」とは仏教用語だそうですね。15年前くらいに、芥川賞をとられたときに読んだと思うのですが、読み返してみて、うーん、こういう作品を読みたいのだなあとほんとに思いました。生と死の物語、なのですが、不思議な明るさがある。

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 こちらも興味がありましたらお読み下さい。

 ちなみに、全国大会一日目(19日土曜)の午後(13時~17時)のプログラムには、塔短歌会以外の方も参加できます。詳しくは、7月27日の荻原さんのブログをご覧下さい。

 夏だ!祭りだ!ということで、東北の北の方の祭りに出掛けてきました。
まずは、秋田の竿灯。

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 明かりが灯ると、確かに稲穂のようです。米どころの祭りだなあと思います。この竿を額に乗せたり、腰に乗せたりしてバランスを取るのですが、たいへんな技でした。美しい祭りでした。

 こちらは、ババへラアイス。
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 あちこちの辻に、人生のお姉様たちが座って、アイスを売っていらっしゃいます。その場で盛りつけてくれます。
 秋田に行きましたらぜひ。

 そして、青森へ。ねぶたです。
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 せっかくなので、ハネトになって、跳ねてきました。
祭りには体力ないとなあ、と、実感しつつ帰ってきました。

  逝く夏を惜しめとこそは鳴るならめ踊り太鼓の夜半につづきぬ
                    上田三四二『湧井』

本日。(もう昨日ですね)
仙台歌会がありました。

選者派遣で、花山多佳子さんがお見えになりました。
そして、盛岡から、日月の清水亞彦さん。
総勢15名で歌会をしました。
題詠の題は「柱」。
うーん。なかなかに面白かったです。
蚊柱、列柱、貝柱、脊柱、人柱……。
詳しくは、2か月後?の、塔誌の「歌会記」をお待ち下さい。
その後は、懇親会です。

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まあ、いつものごとく、盛り上がります。
でも、うれしい楽しいばかりではなく、
花山さんを囲んで、まじめな話だって、しないことはない!!

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「柱」と言えば、
あのお歌。先週、淳さんも引かれていましたが、

大根を探しにゆけば大根は夜の電柱に立てかけてあり
                       花山多佳子『木香薔薇』

ですね。

そして、清水さんの一首を。(「柱」の歌ではないですが……)

それぞれのじかんと思ふときのまの柊いづれつましき花屑
                      清水亞彦 「現代短歌」2017/4

ありがとうございました。

             

 えー。防人の島に行ってきました。
 古代の要塞にのぼってきました。 

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 ほんとに美しいところでした。
 感慨深かったです。

 町は、韓国の方でいっぱい。すぐそこですものね。釜山まで、船で一時間ちょっとなんだとか。

 こちらはヤマネコ。

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 いい感じにお休み中でした。

水鳥の立ちの急ぎに父母(ちちはは)に物言(は)ず来(け)にて今ぞ悔しき

父母が頭(かしら)掻き撫で幸(さ)くあれて言ひし言葉(けとば)ぜ忘れかねつる
 
笹が葉のさやぐ霜夜に七重着(か)る衣に増せる子ろが肌はも

                        (「万葉集」巻二〇 防人歌)
 

 

 ブックカバーや栞をいただくことがあります。
 ポップな手作りだったり、古い着物を仕立て直してくださったり……。

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 それで、気付いたのですが、そのカバーのイメージが、いつしか本のイメージと重なってくるんです。つまり、あとでカバー無しでその本を読んだときにも、カバーの柄がちらつくといいますか。

 今は、ブックカバー自体に、文芸作品が掲載されていたりもしますよね。 
 ブックカバー。いつ頃からあるものなのでしょう~

曇天のやうな薄紙はがしつつ復刻本をさはる、みる、とづ
                        前川佐重郎『天球論』

卓上の本を夜更けに読みはじめ妻の挟みし栞を越えつ 
                        吉川宏志『夜光』 

 まったくもって私事ですが、数日前に弟が結婚しました。
 姉が言うのはなんですが、あたたかくて楽しい披露宴でした。

 こちらは、ホテルの窓から見えた朝の様子 
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 弟は二人いまして、下の弟は8才下なので、(頼まれもしないのに)おぶって歩いて、あげくの果てに転んで押しつぶし泣かせたりしていました。
 そういうこともありまして、感無量でした。

  きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えんとする  
                         寺山修司『血と麦』
  これの世にふたりしあらば大いなるふろしきとなり人を包めよ
                         池田はるみ『婚とふろしき』

 率直な結婚の歌も、いいなあと思った次第です。 

  

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