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カテゴリー "梶原さい子"

 いま、こちら、穀倉地帯では、稲刈りの真っ最中です。
稲を刈ったにおいがすごいです!

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 ちょっと前は、進捗状況30%くらいだったようですが、この土日で、
半分くらいはいったかもしれません。
 しっかし、田んぼ、綺麗な色をしてるんですよね。
 不思議だなあと思います。 ありがたみも増すってもんです。
  
 新米がやってくるのが楽しみです!

  人妻は秋を忙(せは)しみ
    稲杙(いなぐひ)に襁褓(むつき)を干して稲を刈るかも     
                          結城哀草果『山麓』

  田の真中にのんのんのんのん働きて機嫌よかりし脱穀機の音  
                          河野裕子『歩く』

 

仙台文学館で、ただいま、斎藤茂吉展が開かれています。見応えがあって、とても面白いです。
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それで、

関連のイベントがいくつかありまして、先週、9月16日(月)には、永田和宏さんの講演がありました。

題は、「茂吉のおもしろさ ― 蚤、ダニ、鼠の歌」  です(笑)

真夜なかにわれを襲ひし家ダニは心足らひて居るにやあらむ  『暁紅』

鼠らを毒殺せむとけふ一夜心楽しみわれは寝にけり      『暁紅』

彼ら・彼女らの歌、たくさんありました。

講演もとても楽しかったですし、茂吉ってやっぱりすごいなあと思ったことでした。

今週末には、「茂吉短歌を語る」という、小池光さんと花山多佳子さんの対談があります。これも…もう…おもしろくないわけがない。小池さんは、仙台文学館の館長です。

観覧?ハガキが抽選で当たりましたので、行って参ります。

 

 

 少し前になりますが……先月のはじめ、北上市で、塔の東北集会を行いました。
 楽しい楽しい会でした。
 歌会の場所は、日本現代詩歌文学館をお借りしました。たいへん親切にしていただき、とてもありがたかったです。

 文学館では、「平成の詩歌人たち ― 響きあうことば ―」という常設展が行われています。

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 ここに、河野裕子さんの歌も展示されていました。

     逆立ちしておまへがおれを眺めてた たつた一度きりのあの夏のこと

 のびのびとした自筆の原稿です。なんだか、胸がいっぱいになりました。

 展示は来年の3月までですが、とても気持ちの良い場所なので、お出かけになるといいと思います!
 「一度きりの夏」ですし。

 北上川もいいですよ。北上コロッケもいいです。

  少し前ですが、岩手県の大船渡市にある恋し浜という駅に寄ってきました。三陸鉄道リアス線の中の駅です。

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 もともとは「小石浜」だったのでしょうが、改名したのですね。
 ホームは、階段を登って、高いところにありました。そこから海が望めます。

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 そのホームに、短歌がかかれたプレートがありました。

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    三鉄の藍(愛)の磯辺の小石(恋し)浜 かもめとまりて汐風あまし 

  地元の方の歌だそうですね。こんな風に、詠み人知らずの歌として、その土地にあり続ける。 すてきだと思いました。

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  「恋」の駅です。絵馬ならぬ、絵ホタテ貝が、たくさん! みなさんの願い、叶うとよいなあ~

 宮城県に住んでおります。
 
 おととい、4月11日の写真ですが、

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 いやー、雪が降りました。4月にこんなに積もったこと、記憶にないなあと思います。
 
 スタットレスタイヤのお話、3月13日の荻原伸さんのブログにもありましたが、もう、タイヤ交換した方もいらして、大慌て。
 私は、たまたま(というか、ばたばたしていたので)まだだったのでしたが。

 桜もだいぶ開いてきたので、おーい!という感じでした。

 北海道などでは、まだ、これからも降るのでしょうが~。

    北国にいつまで吾の住むならむ槻の木にふるかぎりなき雪     
                              扇畑忠雄

    夜のうちに降って積もって陽を溜めてわれを泥ませる春の雪よき   
                              三枝昻之『農鳥』

    

 

 先日。千葉の佐倉にある、国立歴史民俗博物館(歴博)に行ってきました。
 もう、楽しいのですが、何しろ展示物が膨大で、半日居ましたが、とても見切れません。

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こちらは、お江戸の街並みですね。

さて、妖怪のコーナーなどがあるのですが、面白かったのが、「ばけ物三十六歌仙かるた」です。
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有名歌の本歌取りです。

たとえば、 
   山部赤人の  若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る
     が、   和歌の会に夜ふけてみれば行灯が化けて踊れば座は鳴わたる  に、

   藤原敏行の  秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
     が、   秋きぬと目にはさやかに見えねども影の鬼にぞ驚かれぬる 
    
     になっているのですが、まず、絵がかわいらしい。

     いいなあ、遊びたいなあ、と思いました。

     歴博、大好きです。
             

 1月13日(日)、都内にて、第2回一般社団法人塔短歌会の社員総会が行われました。
 まずは、会議です。
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 事業報告・会計報告、また、事業計画・予算などの審議が行われました。

 その後はシンポジウムです。
 まず、池本一郎さんの講演。「短歌への期待」という題でした。
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 地方の問題など、すごくよくわかるなあということ、たくさんありました。また、池本さんの短歌愛と鳥取愛、伝わってきました。
 そして、お話の内容もさることながら、池本さんの語りの抑揚の見事さに、ほれぼれしていました。
 肉声(マイク使ってますけど)の力というか、生の力というか、です。

 次は、江戸雪さん、前田康子さん、松村正直さんによる、「2018年の歌集を読む」でした。
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 お一人当たり3冊の歌集が取り上げられていました。3人でもめる、というか、議論になるところが、やっぱり面白かったです。
その後の懇親会でも、今日取り上げられた歌集について、いろんな意見がでていたり、歌集買おう、という話にもなっていたりして、
この鼎談の熱が続いているようでした。

 年の初め、短歌についての濃密な時間を過ごしました。

 今年もよろしくおねがいいたします。

 
 

 

 日本現代詩歌文学館は、岩手県の北上市にあります。詩歌に携わる方には垂涎の、貴重な資料がたくさん収蔵されています。
 今年の常設展のテーマは、「ゲームと詩歌」。 ゲームに関する、詩、短歌、俳句が、選者の自筆の原稿でもって展示されています。

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 永田淳さんのお歌もありました。
   真剣に遊ぶ楽しさ子に説けり飛車角抜きの盤を挟みて
 
 お父さんからの、将棋の手ほどき。お父さん、熱いです!
 
 さて、文学館にここ数回、通わせていただいているのですが、楽しみなのが、ランチ。
 フォルダさんというカフェが入っていて、何を食べてもとてもおいしかったです。
 
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 たいがい写真を撮るのを忘れて食べ始めてしまうので、画像はないのですが、芋の子汁、とてもおいしかったです。
 とても眺めがよくて、広いお庭もお散歩できます。
 こちらは、撮り忘れなかったときのカレー。(もっといろいろ付いてました)

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 まだ行かれたことのない方は、ぜひ。
 

 東北のメンバーで毎年出している冊子が今年も発刊されています。「2566日目  東日本大震災から七年を詠む」です。
それで、表紙の青の色に、何人の方からか反響がありました。

 冊子の色は、毎年、花山周子ちゃんが決めてくれています。 で、今年は8年目にして、初めて、濃い色になりました。

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 でも、私の写真技術では、すごく明るく撮れてしまいました。もっともっと、深い青なのですが…。
 「色」があらわすものって少なくないのだなと、表紙を眺めるたびに思っています。
 全国大会でも置かせていただく予定ですので、遠目からでも本物の色をご覧下さい。

  もう10日ほど前のことになりましたが、京都に行きましたときに、再校作業にお邪魔しました。
 で、それが終わって、(大森さんも書いて下さってますが)、その日は祇園祭の宵々山の日でしたので、ま、こういう機会もないので、見に行こうと思ったわけです。
 でも、「祇園祭」とはどういうものか(古典の疫病退散のイメージ…)、そして、どこでやっているのか、いまいちイメージが持てず、祇園さん(八坂神社)に行けばいいのかななんて思っていたわけでした。
 結論から言うと、そこではなかったのです…。
 それで、そんなとんちんかんなわたしを見かねて、塔の木村輝子さんと、寺田慧子さんが、わざわざ途中下車して(涙)、つきあってくださったのでした。というか、導いてくださったのでした。
 寺田さんは京都の方でして、すいすいと室町通に連れてってくださり、そして、いろんな鉾を教えてくださいました。
 
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 これが、放下鉾。そして、

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 これが月鉾。てっぺんにお月様があります。そして、

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 これが、函谷鉾。函谷関と関係あるんでしょうねえ。最後は、

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 長刀(なぎなた)鉾でした。これは、籤無し鉾とも言われて、常に巡行で先頭であることも、寺田さんから教わりました。
 暑いのに、すごい人なのに、おつきあいくださったお二方に感謝するとともに、ほんとに、塔ってありがたいなあと思いました。

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 鱧です。すべてを満たされて帰りました。 祇園祭、あと3日ほどだそうです。

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