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カテゴリー "梶原さい子"

 東北のメンバーで毎年出している冊子が今年も発刊されています。「2566日目  東日本大震災から七年を詠む」です。
それで、表紙の青の色に、何人の方からか反響がありました。

 冊子の色は、毎年、花山周子ちゃんが決めてくれています。 で、今年は8年目にして、初めて、濃い色になりました。

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 でも、私の写真技術では、すごく明るく撮れてしまいました。もっともっと、深い青なのですが…。
 「色」があらわすものって少なくないのだなと、表紙を眺めるたびに思っています。
 全国大会でも置かせていただく予定ですので、遠目からでも本物の色をご覧下さい。

  もう10日ほど前のことになりましたが、京都に行きましたときに、再校作業にお邪魔しました。
 で、それが終わって、(大森さんも書いて下さってますが)、その日は祇園祭の宵々山の日でしたので、ま、こういう機会もないので、見に行こうと思ったわけです。
 でも、「祇園祭」とはどういうものか(古典の疫病退散のイメージ…)、そして、どこでやっているのか、いまいちイメージが持てず、祇園さん(八坂神社)に行けばいいのかななんて思っていたわけでした。
 結論から言うと、そこではなかったのです…。
 それで、そんなとんちんかんなわたしを見かねて、塔の木村輝子さんと、寺田慧子さんが、わざわざ途中下車して(涙)、つきあってくださったのでした。というか、導いてくださったのでした。
 寺田さんは京都の方でして、すいすいと室町通に連れてってくださり、そして、いろんな鉾を教えてくださいました。
 
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 これが、放下鉾。そして、

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 これが月鉾。てっぺんにお月様があります。そして、

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 これが、函谷鉾。函谷関と関係あるんでしょうねえ。最後は、

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 長刀(なぎなた)鉾でした。これは、籤無し鉾とも言われて、常に巡行で先頭であることも、寺田さんから教わりました。
 暑いのに、すごい人なのに、おつきあいくださったお二方に感謝するとともに、ほんとに、塔ってありがたいなあと思いました。

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 鱧です。すべてを満たされて帰りました。 祇園祭、あと3日ほどだそうです。

 ずっとたずねたかった、根岸にある子規庵に行ってきました。
 子規が、亡くなるまでの8年半を暮らしたお宅です。
 戦災で焼失しましたが、5年後の昭和25年に、ほぼ当時のままに再建されたそうです。
 
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 ちゃんと、子規が寝ていたように、横たわり、ガラス窓の外のヘチマの棚やお庭を眺めてきました。
 こちらが頭でしたよ、と、受付の方が教えて下さいました。

 そう。そうなんです。その受付の方にお会いしてびっくり!!!
 未来のさいとうなおこ さんでした。
 ボランティアで、月1~2回ほど、いらっしゃっているとのこと。
 なんたる偶然。
 まさかの、うれしい遭遇でした。
 キャーキャー言ってしまいました。
 さいとうさん、ほんとに子規のことが、子規庵のことが、好きなんだなあということが伝わってきました。
詳しくいろんなことを教えて下さいました。ありがたい時間でした。

  朝な夕なガラスの窓によこたはる上野の森は見れど飽かぬかも
  ビードロのガラス戸すかし向ひ家の棟(むね)の薺(なづな)の花咲ける見ゆ
                              正岡子規

 日本歌人クラブ創立70周年の記念シンポジウムのお知らせです。

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 第一弾は盛岡で行われます。
 6月23日(土)12時半~17時。プラザおでって(盛岡市観光文化交流センター)にて、です。
 テーマは、「短歌は救済になり得るか」…うーん。難しいですね…。
でも、いろいろな角度から考えていきたいと思います。

 プログラムは、まず、三枝昻之さんの基調講演「啄木が短歌に求めたもの」があり、次に、トークセッションがあります。千葉聡さん、三川博さんとともに、私も参加させていただきます。コーディネーターは今井恵子さんです。
 そして、三枝さん、長澤ちづさん、三原由起子さん、八重嶋勲さんによる、実作のワンポイントアドバイスがあります。

 翌日は、三枝さんと、啄木記念館の館長である森義真さんと巡る啄木ツアーもあります。
 よろしければ、ご参加ください。

 

 山形県上山市の斎藤茂吉記念館が、本日(もう、昨日でした…)、リニューアルオープンしたそうです。
 展示の中身も、テーマ別になるなど、大きく変わるようです。 
 入り口付近にある、茂吉の肉声を聞けるコーナーは、きっと、存在し続けていると思いつつ…。
 それから、「茂吉の隠れた名品展」という特別展も行われるようです。

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 記念館は、開館して50年経ったそうなのです! ちなみに、茂吉が没してから、今年で65年です。

 ぜひ、お出かけ下さい。(特に、関係者というわけではないのですけれど…)

 茂吉記念館の歌と言えば、もう、こちらですね。

  茂吉像は眼鏡も青銅(ブロンズ)こめかみに溶接されて日溜まりのなか  
                          吉川宏志『青蟬』
 

 まだ雪が降っていない頃の、少し前の写真ですが…
 白鳥がたんぼに来ていました。

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 私が住んでいるところには、近くに沼というか湿地があって、鳥がたくさんやってきます。
たくさんってどれくらいかというと、雁が10万羽とかいうレベルです。

 とにかく、たくさん、鳥を見ます。

 白鳥は、近くの川にもいますが、こうして田んぼにもいます。

 なんというか…首を伸ばして、すっくと立っているときは、いいのですが、
田んぼにうずくまっているのを見ると…結構なボリュームです。すごい大きいウサギみたいな。
 うーむ…と思いながら眺めています。

   白鳥のまどろむ湖を手のひらが飛びてゆくなりたれのてのひら  渡辺松男『泡宇宙の蛙』

   

 先週から断続的に雪が続いています。
 日中、晴れても、また、夜から明け方にかけて降るなどしているので、
緊張しながら、毎日運転しています。

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 それで、というわけでもないのですが、
車の中で今聴いているのは、アイヌの歌です。
 これが、いいんです。すごく楽しくなってくる。
民俗芸能として採録したものだと思うのですが、手拍子に合わせて、賑やかに輪唱したり、斉唱したり。

 いろんな歌の種類がありますが、たとえば、「ウポポ」というのは、
「湧き立つようにみんなで歌い合う」という意味なんだそうですが、
まさにそんな感じです。

   イーカーホー ハ ウトコッセ

   ウレウレルンネー イ チャーラセー

    (のように聞こえます)

 同じフレーズをひたすら繰り返すのって、気持ちいいんですよね。
 春がやってきて、みどりが、いのちが、湧き出てくるような、そんなイメージに持って行かれながら、雪の中を運転しています。

 今日の仙台歌会は、前半は歌会、後半は佐藤涼子さんの『Mignight Sun』の
批評会でした。
 佐藤陽介さんと、浅野大輝さんと、梶原さい子がパネリストをつとめました。
 22名の参加で、全員の発言を聞くことができました。
 内容については、方舟をお待ち下さい~。

 他結社からの参加もあり、歌会も含めて、面白かったです。
京都から、江戸雪さんも来られました。
 
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 今日、引かれた歌から。

 このところ寒くなったと意味もなく笑う寂しい惑星の朝
 安全な場所から頑張らなくていいなんて言うなよ まだ生きてやる 
 掌にカフェオレボウルあたたかくまた幸せを願ってしまう
 

 

 このまえの土日、大阪の堺市に行ってきました。
 塔内グループ、テルミニのみなさんとです。
 いつもは、ネットでやりとりをしているのですが、2年に一度、
オフ会をしています。
 
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 雨の中、晶子さんのお出迎え。

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 堺は、与謝野晶子の生家があったところです。

   海恋し潮の遠鳴りかぞへては少女となりし父母の家

 「さかい利晶の杜」の中にある、晶子記念館もおもしろかったです。

 それから、刀や庖丁をつくっていらっしゃる水野鍛錬所で、庖丁を鍛えるところを
見せていただきました。

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 ほんとに貴重な体験でした。
 
 堺は、中世・近世の貿易・商業の都市でもありましたし、見どころが多い、不思議なまちでした。

 

 8月ももう10日。

 いよいよ来週が、塔の全国大会です。

 今年の会場は福島の郡山市。19日土曜日の15時半からは、福島にお住まいの玄侑宗久さんのご講演があります。タイトルは「無常とあはれ」。何か、とても大切なお話をうかがえるような気がしています。

 さて、玄侑さんは、お坊さんであり、芥川賞作家でいらっしゃるわけなのですが、大会ご参加の皆様もそうでない皆様も、『光の山』と『無常という力』、お読みになりましたかね。まだの方は、ぜひぜひ。

 そして。

 私、玄侑さんの作品の中で、『中陰の花』が、とても好きです。「中陰」とは仏教用語だそうですね。15年前くらいに、芥川賞をとられたときに読んだと思うのですが、読み返してみて、うーん、こういう作品を読みたいのだなあとほんとに思いました。生と死の物語、なのですが、不思議な明るさがある。

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 こちらも興味がありましたらお読み下さい。

 ちなみに、全国大会一日目(19日土曜)の午後(13時~17時)のプログラムには、塔短歌会以外の方も参加できます。詳しくは、7月27日の荻原さんのブログをご覧下さい。

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