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カテゴリー "大森静佳"

今日はこれから明け方にかけて、ふたご座流星群が観測可能。灯りの多い街中でなければ、1時間になんと約50個も見えるそうです。

さっきから寒いなかマフラーまで巻いてベランダに出ているのですが、私がいま住んでいる高槻市はやはり明るすぎるようで、なかなか流れ星が見えません。そこで、ちょっとズルではありますが、YouTubeのライブ配信で、長野や宮崎など全国各地の条件のいい夜空の映像をリアルタイムで眺めています。部屋の電気を消すと、ほぼプラネタリウム。びっくりするほどたくさんの流れ星が見られました。流星群を「見た」というには物足りず、かといって「見ていない」わけではないような、何とも不思議な感じ。YouTubeのコメント欄では、この夜この動画を楽しんでいる視聴者の人たちが、思い思いの願いごとを書きこんでいます。壮大な夢からささやかな願いまで、だんだん流れ星よりも他人の願いごとを読むほうに夢中になっていく…

夜空の写真はないので、これは地元の岡山駅前の桃太郎像。ライトアップの季節だけ、桃が出現します。これだと、桃太郎だけでなく犬、猿、雉子たちまで桃から生まれたみたいだけど。

こんばんは。
自分の本の告知で申し訳ありませんが…

明日、『この世の息 歌人・河野裕子論』が発売になります。
2014〜2016年に「梁」(現代短歌・南の会)誌上で連載したものをまとめました。

定価:本体2500円(税別)
発行:角川文化振興財団 
発売:株式会社KADOKAWA

https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000558/

没後10年。
河野さんの歌がさらに多くのひとに読み継がれてゆく、そのきっかけのひとつになれば幸いです。

みなさん、こんにちは。
残念ながら、ふたたび休止せざるをえない歌会が増えているようです。
「塔」11月号のp.226-227の「はじめてのオンライン歌会はじめます」という頁はお読みいただけたでしょうか。塔では現在月に2回、オンラインチャットツール「zoom」を使った歌会を開催していますが(司会は沼尻つた子さんと佐藤涼子さん。日程などの詳細は随時、このホームページの「お知らせ」欄とイベントカレンダーにアップしています)、zoomの始め方や操作の仕方がわからず参加をためらっておられる方も多いかと思います。そこで、鈴木晴香さんが中心となって、初めての方を対象とするzoom歌会をおこないます。

以下の日程で、それぞれ選者の三井修さんと花山多佳子さんが参加されます。全国各地の自宅にいながらにして、三井さんや花山さんの批評を聴けるチャンスでもありますので、みなさんぜひお申し込みください。
詳細は該当頁をご覧ください。不安な方には、事前講習も可能だそうです。

【三井修さん参加回】2020年12月27日(日)15時〜16時半
【花山多佳子さん参加回】2021年1月24日(日)15時〜16時半

内容:自由詠1首(前日までにメールで提出)
参加費:無料
定員:各回先着10名

写真はまったく関係なく、比叡山延暦寺の手水に並ぶ玩具のアヒルたち。誰が並べていったのでしょうか。

こんにちは。一気に寒くなりましたね。

会員のいわこしさんが、「塔」の事務所で「ゴイサギ読書会」という歌集を読む会を運営されています(現在は状況によってオンライン開催のことも)。

次回は、今年の7月に刊行された田宮智美さんの第一歌集『にず』を取り上げるそうです。ご興味のある方はいわこしさんにお申し込みの上、ぜひご参加ください。会員の方も会員外の方も歓迎です。

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◎第七回ゴイサギ読書会の案内

日時:12月26日(土)15時~

会場:Zoom ※状況改善により塔事務所で開催可能性あり

歌集:『にず』田宮智美 (現代短歌社)2,000円(税別)

レポータ:梅原ひろみ(心の花)

参加費:無料

連絡先:iwakoshi1968@gmail.com

年の瀬ですが参加お待ちしております。

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十代または二十代の会員のみなさん、10月号の「十代二十代歌人特集」の原稿は提出済みでしょうか。〆切があさって18日(火)に迫っています!

①作品7首(タイトルつき)
②顔写真(似顔絵も可)
③エッセイ12字×17行(テーマ自由)

の3点を、担当の永田紅さんまで送ってください。メール送付でもOKです。送り先の詳細などは「塔」8月号のp.120に載っています。

隔年で組まれるこの特集、私は入会以来、21歳、23歳、25歳、27歳、29歳とぜんぶで5回参加しました。読む側にまわる今年は、みなさんの作品とエッセイを心から楽しみにしています。今からでも間に合うので、ぜひ送ってください。

写真は、この夏何度もつくった「桃モッツァレラ」。岡山の実家から白桃が次々に(しかも箱で)届いて、追いかけられるように桃を食べた幸せ。桃とモッツァレラチーズをオリーブオイル、胡椒、あればワインビネガーで和えるだけです。

まだしばらく、猛暑が続きそうですね。

8月12日。
河野裕子さんが亡くなられて、今日でちょうど10年ですね。

そろそろお手元に届く頃だと思いますが、特集「河野裕子没後十年」が組まれた「塔」8月号は通常号としては異例の分厚さ。公募エッセイ「河野裕子一首鑑賞」には143篇も応募がありました。小川和恵さんと永田淳さんの大変な苦労によって実現した、2001年の全国大会in宮崎での永田和宏×河野裕子の公開対談「歌を作って三十年」の再録も、河野さんの話し言葉の雰囲気や当日の会話のテンポが臨場感たっぷりに伝わってきて、とても読み応えのあるものになっています。

総合誌でも、「短歌」8月号と「歌壇」8月号でそれぞれ、河野さんの短歌に迫る大きな特集が組まれています。塔の歌人も多く寄稿しているので、ぜひお読みください。

今日は全国各地でゲリラ雷雨があり、不思議な空でした。
朝は晴れていたのですが。蝉がわんわん鳴いています。

第10回塔新人賞・塔短歌会賞オンライン授賞セレモニー

「塔」7月号で発表になっているとおり、第10回塔新人賞は吉田典さんの「紙箱」、第10回塔短歌会賞は近江瞬さんの「ネジCとネジE」に決定しましたが、残念ながら今年は全国大会が中止となってしまったので授賞式がありません。来年の全国大会に延期ですが、かなり先のことになってしまいますね……そこで、ささやかながら、全国大会1日目が開催されるはずだった8月22日(土)の夜にオンライン(zoom)でのセレモニーを企画しました。zoomは、先日の江戸さんのブログ投稿にもあったように、パソコンかスマートフォンがあればどこからでも簡単に接続できます。会員のかたはどなたでも参加歓迎ですので、ぜひお申し込みください。全国各地から、受賞されたおふたりをお祝いできたらと思います。

8月22日(土)21:00〜21:30

・選考委員を代表して吉川宏志主宰による選評
・受賞者スピーチ
(司会進行:鈴木晴香)

*zoomの「チャット」欄で、吉田さん&近江さんそれぞれの受賞作について「私の好きな1首」+ひとことコメントを募集します。その場で「チャット」欄に貼りつけられるよう、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

*受賞者のおふたり以外の参加者は基本的に音声ミュートで、ビデオはオン/オフどちらでもOKです。

*zoomの使い方に自信のないかたは、個別にサポートしますので申込みフォームにその旨お書き添えください。

◎申込み方法

以下の専用フォームからお申し込みください。
開催前日に、zoomへの招待URLをお送りします。

https://forms.gle/pwmn7wkFgHB1nctB8

昨夜20時〜22時ごろ、塔で取得したzoom(テレビ通話)アカウントを使って塔の第一回zoom歌会をやってみました。東北、関東、中部、関西など全国各地から9名が参加。普段はなかなか会えない&話せないメンバーで歌会ができて、なかなかよかったです。

しばらくの間、私と鈴木晴香さんで交代で司会をしながら月に2回ずつ開催することになりました。パソコンやスマートフォンをお持ちの方は誰でも無料で参加可能です。zoomの使用方法に不安がある方、ご連絡いただければ詳しくご説明します。そんなに難しい手順ではありませんのでご安心ください。

第2回の予定は

6月12日(金)20:30〜
自由詠1首
司会:鈴木晴香さん
定員:8名

となっています。

参加してみたい方はホームページの「お問い合わせ」フォームからご連絡ください。第2回が満席の場合、第3回以降のご案内をしますので。

昼間、窓を開けてパソコン作業などをしていると気持ちいい風が吹く季節になってきました。いまはJRの駅からすごく近いところ(ほぼ、目の前と言ってもいい)に住んでいるのに、なぜか電車の音はまったく聞こえず静かです。

実家にいた頃は、ときどき風に乗ってオカリナの音色が聞こえてきていたことを、ふいに思い出しました。近所に、オカリナが大好きな、私より10歳くらい年上の女性が住んでいて、自宅の工房でオカリナを土から焼いたり、オカリナのコンサートをしたりしていました。そのひとは、オカリナのことを「オカリナ」じゃなくて「オカリーナ」と発音していて。いま調べたら、イタリア語で「ちいさなガチョウ」という意味らしいです。

写真のオカリーナは、そのひとが何の記念にだったか、プレゼントしてくれたもの。焼き色(?)がついていて、きれい。見た目より重いです。なかなか吹いてみる機会もないけれど、指づかいはまだ指が覚えています。

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オカリナのなかに眠れば小さな穴が星座のように見えるのだろう/吉川宏志『鳥の見しもの』

毎月の詠草用紙がホームページから簡単にダウンロードできるようになりました。ただし、「塔」誌についている用紙とサイズを揃えるために、かならず「キリトリ線」で切ってから投函してください。画面右上に小さく「詠草用紙」とあるところです。

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さて、鈴木さんにつづき私もStay homeな投稿をひとつ。十数年ぶりにヴィスコンティの映画『ベニスに死す』をDVDでみました。トマス・マン原作のこの物語、筋をご存知のかたが多いとおもいますが、静養のためにヴェネチアを訪れた老作曲家が、美少年タージオに出会い、一方的に強いまなざしで追いかけつづける話です。台詞がすごくすくなくて、表情と沈黙で語る。ラストシーンももちろん胸に迫るのですが、ヴェネチアで流行りはじめた疫病の存在を、はじめ地元のひとたちが(地元の経済のために)隠蔽しようとする、そのあたりも今みるとやっぱり、なまなましかったです。

じつは、10代でこの映画をはじめてひとりでみたとき、なんと愚かなことに、私はベニス(Venice)=ヴェネチア(Venezia)という基本的なことがわかっていなくて、ベニスというのを、単にヨーロッパのどこか海辺の街だとおもっていたのです(『ベニスに死す』の舞台はヴェネチアといっても「リド島」という島なので、あまり運河とかが映らないせいもある)。だから、もう一度みられてよかった。

写真は去年の10月にヴェネチアで撮ったもの。はじめてのイタリアで、しかもヴェネチアには夜行列車に乗るために立ち寄っただけで泊まらなかったので、そんなに散策はできなかったのですが、とてもいい天気で、たくさんの観光客が運河をゴンドラで陽気に渡っていました。まさかその日から半年もたたないうちに、新型コロナウイルスでこんな状況になるとは、私もふくめそこにいた人々みんな、夢にもおもわなかったでしょう……みなさん、どうぞ心身ともにお気をつけて過ごしてください。

観光客やゴンドラが消えた現在のヴェネチアでは、運河の水がぐんと透明になって、クラゲまで泳いでいるそうです。
https://www.reuters.com/video/watch/idOWjpvC4GE4KTKZ3MQYCRLR008W82DV0

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少年ヴェニスに生き残りたり青柘榴/塚本邦雄

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