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連日厳しい暑さが続いていて
(こういうときには、涼しい写真と涼しい話題がいいのですけれど……)カラス。
 
全身まっ黒(といって、光の具合によっては緑・青・紫の彩も見えるけれど)というのは、さぞ暑かろうと思う。
 
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彼らの体温調節は、犬に似ていて、口をあけてはぁはぁすることであるらしい。

猛暑には鴉の口も半開き、嘴閉ぢよ 凛々しくあれよ/佐藤南壬子『窓』

凛々しくあれと言われても、暑いもんはしょうがない。

まだまだ暑い日がつづきます。
みなさまご自愛ください。

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先週の日曜日は岩倉で割付・再校作業でした。参加者約20名。
東北の梶原さい子さんも来られていて賑やかでした。

ちょうど当日は、祇園祭の宵々山。
夕方から四条通りが歩行者天国になります。
いつもはタクシーを呼んでもらって地下鉄国際会館駅まで皆で帰るのですが
この日はどの会社のタクシーも宵々山とその渋滞のためにことごとく出払っていて
結局、車で来られていたひとが手分けして送ってくださったり、何人かは徒歩で帰ったり。
私は徒歩組。夕方17時でもまだ外はうだるような暑さです。
普段からどんな天気であっても「徒歩」を貫かれている山下洋さんと辻井昌彦さんについて行くと、途中で蓮の花のスポットを見せていただきました。
住宅地のなかに突如として現れる蓮畑。ちょっと涼しい気分に。
蕾を売っていたので買おうかどうか一瞬迷いましたが、この後ぎゅうぎゅうづめの電車に乗ることを考えて断念しました。

ところでこの日の割付作業では、ちょっとした珍事件が発生しました。
月詠用紙に、流行りの「フリクションペン」(消せるボールペン。確かに便利です)で詠草を書いてこられた方があったのですが、なんとこの夏の気温の高さのために、歌がすべて消えてしまっていたのです…!
温度の変化によって、勝手に字が消えてしまうことがあるみたいですね。

永田家の冷凍庫で冷やすこと30分…幸い字は復活しました。
(ネットに載っていた方法を、その場にいたひとたちで試しました)
よかった。皆さん、こういうこともあるので詠草などは「消せるボールペン」では書かないよう、お願いいたします!

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こんにちは。阿波野です。
1ヶ月ほどバンクーバーに滞在しています。こちらは涼しくて過ごしやすく、日本に帰ったらあの暑さと思うとなんとも言えません。
去る7月1日は、「カナダデー」と呼ばれるカナダの建国記念日でした。今年で建国151年だとか。
カナダデーには、パレードや出店など様々な催しがありますが、バンクーバーでは日没後に花火が打ち上げられます。
こちらの日没は21時半から22時ぐらいと大変遅いので、花火が始まるのも当然遅くなります。
雨も降って少し寒いなかでみる花火はなんだか不思議なものでした。
花火のあとにバスや電車がすごく混むのは日本とあんまり変わらないなあ。

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以前から少しずつ誌面やブログでご案内(とご報告)していたとおり
1月21日(日)の文学フリマin京都
5月6日(日)の文学フリマin東京
に「塔短歌会」でブースを出しました。
京都は谷口美生さん、東京は沼尻つた子さんを中心に
ほかにも多くの方に当日のお手伝いなどご協力いただきました。

そこで配布したのが上の写真の冊子、
「犬のうたアンソロジー」と「猫のうたアンソロジー」です。
ホームページ等で募集して、会員有志の方からそれぞれ60首前後の
「犬のうた」「猫のうた」が集まりました。
表紙の絵は田村龍平さんによるものです。

文学フリマにお越しになれなかった方や遠方の方にお見せできないのが残念ですが
残部は塔の事務所にて保管していますのでもし機会があればお立ち寄りください。
↓事務所の開所日
http://toutankakai.com/event_calendar/

こんばんは。鈴木晴香です。

梅雨ということで、傘を買いました。

傘

日本では、雨の日も、夏の陽射しの強い日も傘を差しますが、
フランスでは、雨でも、夏の晴れた日でも、
人々はあまり傘を差しません。
だから、丈夫で軽くて美しくて、しかも安価な傘を探すのは、
とても大変な作業になります。

その点、日本では、雑貨屋さんでもデパートでも可愛い傘はすぐ見つかるし、
なにより、コンビニエンスストアで、ビニール傘を簡単に手に入れることができます。
これは奇跡のようなこと。

手がかりはくたびれ具合だけだったビニール傘のひとつに触れる

木下龍也『つむじ風、ここにあります』

こんな便利なビニール傘ですが、個を失った孤独とか、当事者意識のなさとか、そういった哀愁がつきまといがちです。

私が今回買ったのは、ビニール傘はビニール傘でも、花の咲いたもの。くたびれ具合以外に、手がかりが欲しかったのです。

現代短歌シンポジウム 2018 in 浜松
(クリックすると大きくなります)

8月19日(日)、「塔」の全国大会の二日目は一般公開のシンポジウムです。
どなたでも参加できますので、皆さんお知り合いの方をぜひお誘いください。

こんばんは。鈴木晴香です。

昨日、大阪北部で震度6弱の地震がありました。

被害に遭われたみなさまに、心よりお見舞いを申し上げます。

私の家も、大きく揺れて、本棚が倒れました。怪我はなかったのが幸いですが、こういう時は、どうしたらいいのかパニックになってしまうのですね。なぜかずっと『寺山修司青春歌集』を握りしめていました。

今日は、大阪、京都の街は落ち着きを取り戻していましたが、屋根や塀に青いビニールシートがかけられている家も多くあり、その青がとても痛々しく見えました。

コンビニエンスストアも、いつもとは少し違っています。入り口のいちばん目立つところに、必要不可欠なものが並んでいました。

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余震に十分お気をつけてお過ごしください。

 

 

週末になると、佐野元春の「情けない週末」を思うことがときどきあります。「情けない週末」をはじめて聴いたのは、小学6年生の頃だったと思います。まだ中学生にはなっていなかったから。当時のわが家にはビクターの大きなステレオセットがありました。特に音楽好きという訳ではない父親が購入したそのステレオは、ぼくと姉のもののようになっていました。そのころ、姉が熱狂的な佐野元春ファンで、NHK=FMの「元春レディオショー」(サウンドストリート)や、アルバムを、ぼくも感化されて聴くようになっていました。

「情けない週末」は佐野元春のファーストアルバム『BACK TO THE STREET』に入っていて、小学生のころからずっとひかれる歌で、このおもいは歳を重ねるにつれてさらに大きくなりました。(最新の佐野元春の活動については追いかけきれてはいないのですが。) 情けない週末。

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話はまったくかわりますが、先週の拡大編集委員会のあとの有志による飲み会の席で、『文学界』7月号に村上春樹の短編が載っていて、そこに短歌がでくるということを大森静佳さんに教えていただきました。なんちゃって村上春樹主義者としては、これは読まなくては!とおもい、直ぐに購入して読みました。なるほど、村上春樹のオリジナルではあるまいかという短歌が計8首(3編掲載されている短編のうちの)ひとつの作品の中に出てきます。ほほーっ。(たぶんもうすでに話題になりすぎていることだとはおもいますが。とても興味深い歌ばかりで、それらの短歌についてもいつか考察してみたいと思わされます。)

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塔の全国大会でゲストにお招きした方のなか(短歌・俳句のひとを除いて)で、たとえば、
○辻原登さん/京都大会2009
○平田オリザさん/大阪大会2012
○内田樹さん/京都大会2014
○鷲田清一さん/京都大会2014
こういった方々が、大会のあとで対談などなさっていることがあります(前から、というのもあったのでしょうが)。そういうことがあると聞くと、これはもうまことに勝手なのですが、うれしくなってしまいます。つながったー、みたいな。

先日発売になった、高橋源一郎さんの『お釈迦さま以外はみんなバカ』(インターナショナル新書)で、永田和宏さんと河野裕子さんの『たとへば君 四十年の恋歌』(文藝春秋)が中心的に語られているところがあります(巻頭の「三十一文字のラヴレター」)。

最後まで、ふたりの間で、ラヴレターにも似た愛の歌が交換されていたとしたら? それはもうはっきりいって、世界史に残る偉業ではないかと思う。(p.12)

高橋源一郎さんにも(勝手ながら)つながりを感じてしまうこのごろです。

梅酒ようの梅を栽培している友人から梅をもらったから「お裾分け」と言って同僚が大きな梅をくれました。その夜、さっそく、梅酒を仕込みました。

そうしていたらその3日後くらいに、「今年はたくさん実った」と言って友人が梅をどーんとくれました。こちらは栽培したというより自然に実ったものを収穫した感じ。わが家にとっても多すぎるので、今度はよそへお裾分けしました。
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その夜ちょうど、「海街diary」を見ていた娘が、梅シロップをつくってほしいというので、梅酒に加えて梅シロップもつくりました。あの映画では、すずちゃんが梅の木にのぼって梅をとっていましたね。丁寧な生活が思われました(「人生フルーツ」を思い出しもしました)。

鳥取では、梅の季節よりほんの少しはやく、ラッキョウの季節があります。根のついたラッキョウがめぐりめぐって手に入ることがあります。そうでなければ、スーパーに根を切ってすぐにでも漬けることができる「根切りラッキョウ」が売られているので、ふつうはそれを購入します(5月中旬〜6月初旬に鳥取にお越しの折は、生の根切りラッキョウを購入なさってお家で漬けてみてください!)。今シーズンはラッキョウを漬けなかったのですが。。。

手握りてびらうどに似る青梅のかたき弾力を指がよろこぶ/石川不二子『鳩子』

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