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きょう=1月20日は二十四節気の「大寒」。
地域によって多少の違いはあるけれど、だいたい一番寒い時期のはず。
 
だが、たいして寒くならない。
近所の、今朝の駐車場の、自動車の上は水滴。

先週の金曜日あたりは、ちょっと冷えて霜がうつくしかった。
 

 
寒くないのは、身体には楽だが、それはそれでいろいろなところに影響が出たりしないか心配だ。
スキーに行きたい人が不満の様子。

とりあえずおだやかな冬の日。

大寒のひかり穏やか 母さんは「介護美談」を作らせず逝く/北島邦夫『ミントブルー』

一昨日、名古屋でのシンポジウムを無事(?)終えた足で、
岐阜に帰省。家族に合流。

シンポの前に味噌煮込みを食したかったのですが、
タカシマヤの山本屋に立ち寄る余裕もなく。
岐阜での名古屋メシ。みそかつ丼、美味でした。

名古屋メシといえば、シンポジウムで取り上げた
地元名古屋の歌人 小坂井大輔さんの歌集『平和園に帰ろうよ』のなかに
こんな歌があります。

手羽先の食べかたみとりゃあこうやって持ってくわえて引き抜くんだわ

名古屋メシといえば手羽先も有名ですね。
この食べかた、話には聞いたことがありますがいまだ管見に入らず。

イベントです。概要はこちらのリンクをご覧ください!

第3回社員総会&シンポジウム

14時からのシンポジウム(一般公開・無料)の前半は、
永田淳さんの講演「一連のなかで読むか、一首で読むか」、
後半は、なみの亜子さん・吉田淳美さんと私で
「2019年の歌集を読む」の鼎談をおこないます。
歌集をまだお読みになられていない方もお聞きいただけるように準備していますので、
ぜひお越しください! 私はこの3冊について報告します~

あけましておめでとうございます。今年も、よろしくおねがいいたします。

年末のことですが、実家で、母と、樽いっぱいの白菜を漬けました。

 昔、我が家には、漬物部屋(というか漬物小屋)がありまして、味噌や糠の匂いに溢れていました。かくれんぼなどをして、そこに隠れると、苦しかった(笑)記憶があります。

 懐かしいことをいろいろ思い出しました。

   白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる
                    俵万智『サラダ記念日』

   とどきたる手紙の真意はかりつつ切り開く白菜の株の緊密
                       北沢郁子『月輪』

新年あけましておめでとうございます。私の実家は岡山の最上稲荷というところの近所なのですが、お正月は毎年かなりの人出です。今年は三賀日を避けて4日から帰省したにも関わらず、渋滞のため最寄り駅に車で迎えにも来てもらえず徒歩で実家へ。写真の大鳥居は、私が子どもの頃はもっと違った、くすんだ色だったのだけれど、数年前にベンガラに塗られて変身しました。下のほうに少し写っている自動車と比較してもらえたら、鳥居の大きさがわかります。

これは小学3年生くらいのとき、夏休みの図工の宿題で、下手なりに必死で写生した馬。最上稲荷の境内にあります。完成した絵は、もうどこかへ消えてしまいましたが。

***

1月12日(日) 第3回社員総会&シンポジウム
1月19日(日) 第4回文学フリマ京都
8月22日(土)23日(日) 全国大会in福岡

今年もどうぞよろしくお願いいたします。毎月の誌面や全国大会などで、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。

こんにちは。鈴木晴香です。

いよいよ大晦日。2019年もあと数時間です。

縁起が良さそうなので、今年の思い出のひとつ、白鳥の写真を載せることにします。

白鳥といっても、これは不忍池のスワンボートです。
私はこの近くで育ちました。が、近いと案外来ないもの。
久しぶりに訪れて見ると、ビルの中に突然池がある、ちょっと奇妙な景色だなあと思いました。

白鳥といふ一巨花を水に置く  中村草田男

白鳥は冬の季語だそうですが、スワンボートは夏のような気がします。

みなさん、良い新年をお迎えください。

「塔短歌会」が出店します!

2020年1月19日(Sun) 第4回文学フリーマーケット京都 〈ブース:し-17・18〉
於 : 京都市勧業館 みやこめっせ 1F 第二展示場C・D(京都市・岡崎)

文学フリーマーケット(通称・文フリ)とは、誰でも参加できる文学作品の展示即売会です。 2002 年から全国各地で開催されており、毎回数千人の来場者で賑わう大イベントとなっています。 塔短歌会は今回で 5 度目の出店をし、専用ブースにて結社誌や選者の歌集販売などを致します。
※文フリホームページ https://bunfree.net/

そこで毎回恒例の、会場配布フリーペーパー(無料チラシ)に掲載する短歌を、塔会員の皆様から 募集します。お題は「犬」「猫」「いのしし」に続き、「ねずみ」です。ふるってお寄せ下さいませ。

【募集要項】
ねずみをテーマにした自作短歌/お一人一首限り
*ネズミ・鼠・ハムスターなど、詠み込みの有無は自由。パソコンのマウス等のイメージでも OK。 干支の「子」の漢字は子年、甲子の意味でお使いいただければ幸いです。 新作・既発表作は不問です。ご自身お気に入りの歌をどうぞ! ご応募の歌を全員分、順不同でフリペに掲載します。

<〆切> 1月12日(金)24:00必着(13日の0時)

<宛先>結社誌「塔」巻末の会員限定ページ(ピンク色の紙)記載の 原稿などの送付先・届出・問合わせ先一覧「塔のひろば」担当 「沼尻つた子」宛に、葉書または E メールにて。(メール表題は「ねずみの歌応募・○○○〇(ご自分の誌上名)」として下さい。) 皆様のご応募をお待ち申し上げております!

こんばんは。鈴木晴香です。

今日はクリスマス・イブです。

クリスマスというと、ホールケーキを思い浮かべるけど、個別の(というのかな)ケーキもクリスマスの装いで、可愛いものがたくさんあります。

でも胃袋は1つしかないのが悲しい。

食いしん坊といえば正岡子規。彼はケーキよりも柿のほうを喜ぶかもしれません。

柿にまつわる作品をたくさん残しています。

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

という俳句はあまりにも有名ですが、

柿の実のあまきもありぬ柿の実のしぶきもありぬしぶきぞうまき

籠にもりて柿おくりきぬ古里の高尾の楓色づきにけん

というような短歌からも、子規がいかに柿を好んでいたかを知ることができます。

下の写真の柿は先週くらいに撮ったもの。渋柿のようです。しぶきぞうまき。しぶすぎるか。

福島駅前に佇むこのお二方、誰だか分かりますか?(って、タイトルでもう答を言っちゃってますね)そう、蕉翁と曽良さんです。
どっちが芭蕉?ってのは野暮な質問。

先週のことになりますが、福島歌会にお邪魔してきました。いわゆる忘年歌会ですね。

詠草に

わたしにも新しい名前ほしくなるできれば鳥か魚の名前  小林真代

という一首が出ていまして(もちろん、作者名は伏せてありました)、この歌に吉田健一さんから「私もですね、魚の名前なんかが欲しくなったりする訳ですよ。例えば「吉田シーラカンス」とかですね」といった爆弾(!?)コメントが出て、あの吉田さんが真面目な顔でこんなお茶目なことを言うものだから、会場は笑いの渦に。東北歌会、忘年会まで含めて大変楽しゅうございました。

で、翌日、折角福島まで来たのだから、と二日酔いの体を引き摺りながら福島市内を散策。駅前にこのお二人が。で、このお二人の足跡を辿ることに。

まずはバスで岩谷磨崖仏へ。

みなさん、美男美女でいらっしゃる。福島市内も遠望できていいロケーションでした。

そこから阿武隈川まで歩いてみることに。

この前の台風の傷跡があるのかな?
滔滔と流れるいい川でした。京都の鴨川も悪くはないけど、東北の川は(一部しか知りませんが)流量が豊かで好きです。

で、ここでバスに乗ろうかと思ったら定刻を過ぎてもなかなか来ない。どうしたものか?とちょっとうろうろしている隙にバスが通過!!!次のバスまで1時間以上あります。

ということで、文知摺観音(もちずりかんのん)まで歩くことに。2〜3㎞かな?着いて帰りのバスの時刻を確認すると、あんまりゆっくり出来ない。逃すと次は2時間後。

ここは百人一首にもなっている

陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにしわれならなくに  河原左大臣

の舞台となった場所。源融がお忍びで来て(お忍びで京都からここまで来るかねぇ?とも思いますが)、ここの虎女と恋に落ちたとのこと。ま、詳細はどこかで検索してください。もちずり石の写真を撮ってくるのを忘れました。

資料館には芭蕉の真筆なども展示されていました。(資料館内は撮影禁止)

早苗とる手もとや昔しのぶ摺  芭蕉

涼しさの昔をかたれ忍ぶずり  子規

子規の句は格好いいなぁ。

ということで、福島歌会の皆様、大変お世話になりました。

こらっせ福島の金の大草鞋前にて。

きょうは小雨。それほど寒くはないが、寒々とした景色の堂島川界隈。

「囀る」というのも、狭義にはもうちょと高らかに歌うことのような気がするが、スズメやシジュウカラは、だいたい常に、声をだしあいながら枝をとびうつる。

つつぴー。つつぴー。

四十雀のどの白きがひらめきて幹限りなきくもりの林/高安国世『一瞬の夏』

この歌の「のど白き」はひっかかっているのだが、喉正面から腹にかけての黒い帯(ネクタイ)があるぶん、その両脇の灰白色、あるいは頬の白が目立つということかもしれない。

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