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アーカイブ "2021年05月"

今日はからりと晴れて、風が気持ちいい大阪でした。

朝、子を保育園へ送っていく途中に見つけた、紫陽花。

もう咲いているんですね、なんだか季節に追いかけられているような気持ちです。

去年のわたしのブログを見返したら、6月12日に紫陽花の写真を載せていたので、やっぱり今年はちょっと駆け足なのかなあ。

 

さて、5月号でもお知らせしていますが、会員の皆様は会費の振り込みの時期になっています。

こちらは、ぜひお早めにお願いいたします。

私は今回、ゆうちょダイレクトで振り込みをしました。なかなか郵便局へ行くのが難しい人には、便利な方法だと思います。5月号にも振込方法を掲載しているので、ぜひご参考になさってください。

こんにちは、魚谷真梨子です。

この土日は、貴重な梅雨の晴れ間となりました。

みなさんはどのように過ごされたでしょうか。

わが家はこの機会を逃さんとばかりに洗濯物を干しまくりました。久々にお布団も干せて、気持ちがすっきり・・・。

 

さて、今日は京都教育文化センターで、6月号の再校と、7月号の割付を行いました。

感染予防に努めながら、13人で集中して行いました。

別の部屋から、フルート(たぶん)の練習をしている音がずっと聞こえてきて、初夏の澄んだ空と、フルートの音色って、なんか親和性あるよなあ、などと考えながら、作業していました。

 

京都教育文化センターの向かいは、京大病院なのですが、帰りに、その敷地内に鷹がいるのを発見!

 

 

たぶん、鷹の仲間だと思うのです(詳しい方、教えてください。)

きりっとした横顔が、印象的でした。

塔の会員の方をはじめ、このページをご覧になる方の多くが読書好きだと思います。
私も例に漏れずそうなのですが、なぜか「数冊の本を同時並行的に読む」という癖があります。
まあ、その結果「途中までしか読まないまま、自然と読まなくなってしまった…」本も結構あるのですが(苦笑)。

とにかく、そんなこんなで「読みかけの本」というものが、家のあちらこちらに散在していたりします。
そのような場合に困るのが「果たしてこの本はどこまで読んだのだっけ?」と分からなくなること。
適当にその辺にある紙片を挟んだりすることも多いのですが、何かの弾みでどこかに飛んでいったり、ちぎれてしまったり、肝心な時に役に立たないこともままあります。

そんな事もあって、最近インターネットでこのようなものを買いました。

金属製のしおり(ブックマーカー)です!
写真には3本しか写っていませんが、5本セットのものを買いました。
これを家のいろいろな箇所に置いておくことにしました。

これはこのように使います。

しおり自体にほどよい厚みがあるので、そのページを開きやすいし、何より目立ちます!
チャームもかわいらしくて、ちょっと気分があがります。

あとは、その本自体がどこにいったか分からなくならないよう、部屋をきちんと片づけるだけです。
(が、それが難しいのです……)

そろそろ多くの会員のお手元に「塔」5月号が届いているかと思います。
この5月号のp.248をご覧ください。

実は、今度の9月号が「塔」通算800号となります (^-^)//””ぱちぱち
それを記念して「そもそも歌集ってどう読んでる?」という特集を組む予定です。
それにあたって、「歌集の読み方」をテーマとしたアンケートを、会員を対象に行うことになりました。

質問項目は、そのページに綴じ込んであるアンケート用紙を読んでいただければお分かりかと思いますが、
「うわ~、他の人って、これ、どうなんだろう?」
と知りたくなるような項目ばかりです。
「うんうん、知りたい!」
と思われたあなた、まずは自分が回答しましょう!
回答がたくさん集まれば集まるほど、充実した特集につながります。
ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、回答はインターネット上からも
https://forms.gle/rJgVDmVqh9oh7TxG9 )
綴じ込みのアンケート用紙に記入の上郵送でも(宛先はp.248参照)
どちらからでもOKです。
(どちらか1回限り。重複しての回答はお控えください。)

たくさんのご回答、お待ちしております!

約1年前に、この編集部ブログで アンの愛情 という記事を書きましたが、覚えていらっしゃる方はいますか?

「アンの愛情」に限らず、アン・シリーズには個性的で魅力的な人物が数多く登場するのですが、その中で「私の好きな登場人物」ベスト5には入るだろうと思われる人物が、この「アンの愛情」に登場するジェムシーナ伯母さん(Aunt Jamesina) です。
大学の2年目から友人と4人で「パティの家」を借りて(今風にいうとシェアして)暮らしはじめたアンですが、その世話役として来てくれたのがジェムシーナ伯母さんです。
(一緒に暮らしはじめた友人の一人、ステラの伯母さんです。)

このジェムシーナ伯母さんの言った言葉で、ずっと胸に響いているものがあるので、少し紹介したいと思います。
(日本語訳は、村岡花子訳「アンの愛情」(新潮文庫)による)

 わたしはもとある人を赦すことができますようにと祈ったものだけれど
 今になってみると、ほんとうはその女の人を
 赦したくなかったのだということがわかりましたよ。
 ようやくそれがわかると、そんなことを祈らなくてもその人を赦したいものだと
 心から思いましたよ。

 I used to pray that I might be enabled to forgive a certain person,
 but I know now I really didn’t want to forgive her.
 When I finally got that I did want to I forgive her
 without having to pray about it.

 「心意気ってどんなものか説明してくださらない、ジェムシーナ伯母さん」
 と、フィルが頼んだ。
 「いいえ、説明はしませんよ。
  心意気を持っている人はそれがどんなものかわかっているし、
  持っていない人にはわかりっこないんだから、
  説明する必要はありませんよ」

 ”Will you please define what gumption is, Aunt Jamesina? ”
 asked Phil.
 ”No, I won’t, young woman.
  Any one who has gumption knows what it is,
  and any one who hasn’t can never know what it is.
  So there is no need of defining it.”

原文が、意外にやさしい英語だというのも、なんだかうれしいことです。
そして、声に出して読んでみると、とてもリズミカルで心地よいです。

何かの折りに、ふとこのジェムシーナ伯母さんの言葉が頭によみがえることがあります。

オンライン企画「塔5月号新樹集・百葉集を読む」を下記の要領で行います。

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5月29日(土)13時~15時 Zoomミーティングで開催 *今回は2時間です
申し込み締め切り:5月27日(木)
評者:小林信也ほか 司会:小林真代

*開催前日(28日)までにZoom接続先URLをメールでご連絡します。
前日までに届かない場合は sawamuramsm(*)gmail.com(澤村)までご連絡ください。(*)は@と置き換えてください。

申し込みフォーム
https://forms.gle/gg28Hrf6qUJaaf7i7

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ご参加をお待ちしています♪

コロナウィルスの感染拡大がなかなか収まらず、私の住む大阪を含め、緊急事態宣言も延長となりました。
不安かつ落ち着かない日々を過ごしている方も多いかと思います。

そんな中ではありますが、「塔」5月号がぽつぽつ届き始めているようです。
ここ1年ほどの「塔」を読んでいると、「外出の機会が減ったので、以前より『塔』をじっくり読む時間ができた」という趣旨の短歌にときどき出会うことがあります。
制約や我慢の多い、フラストレーションのたまりやすい状況ではありますが、5月号もぜひじっくり読んでいただき、様々な会員の様々な生活に思いを馳せていただければ、と思います。

さて、5月号といえば、そう、豊穣祭です!
豊穣祭は入会10年目、20年目、30年目…という節目の会員から寄せられた、短歌+ミニエッセイを掲載するという、恒例の特集です。
今回は10年目から60年目まで、総勢66名という豪華さ。
人数だけではなく、掲載されている会員も相当の豪華メンバーです。
(誰が掲載されているかは、誌面を読んでのお楽しみです。)

楽しんで読んでいただければ幸いです。
短歌だけでなく、写真やエッセイにも個性が表れていますので、そんなところにも着目してみてください。
そして、「あと○年で自分も豊穣祭!」ということも、作歌を続ける一つの励みとしていただければと思います。

実は、今回は私も丁度20年ということで、掲載していただきました。
(入会からもう20年だなんて、とても信じられないのですが…)
豊穣祭のページを見ていると「ああ、この方とも『同期』だったんだ」と改めて感じ入るところがあります。
それもまた、豊穣祭の楽しみの一つでしょう。

そして、5月号といえばもう一つ。
そう、塔会員のみなさまにとっては会費支払月です!
5月号をめくったところに振込用紙が挟み込まれていますので、これを見たらその日のうちに振込手続をとりましょう。
「また、後で時間のできたときに…」と思っていると忘れてしまうのが人間です。
思いたったが吉日、ではありませんが、忘れぬうちにお早めにお願いします。

2021年3月に刊行された『3653日目(塔短歌会・東北)
震災詠の記録』(荒蝦夷)についての記事が、五月七日の
朝日新聞朝刊の文化欄に、写真付きで掲載されています。
詠み続けていく、とにかく続けていく・・そのことの意味を
あらためて考えさせられる内容でした。

離れて暮らしていると、日々の雑用の中で、つい忘れがちな私。
なんらかのかたちで、寄り添っていけたら、と思いつつも
東北を訪れるときは、一観光客でしかなく・・・。
でも「来てください、とりあえず見ていってください」と声を
かけて頂いたこと、ずっと心に残っています。
以下は4年前に宮城県を訪れた際の、松島での写真です。

 遊覧船の発着案内告げる声 人らは動く時刻表どほり
 遺されるひとのあるらむこの先を生きねばならぬ失ひてなほ
             武山千鶴『ざあざあ川』

 毎月の詠草、その他手書きの原稿を書く際には

  フリクションペン等の消える筆記具は使わないでください!


 先日、ある選者の方が選歌をしようと歌稿を見ていたところ、上1/3が真っ白に消えてしまっている原稿が!
 え? 何? と思っていると、さらに同様の原稿がもう1枚!
 まさに「春のミステリー」です。

 その選者と詠草受付担当者が連絡を取って確認したところ

 ・その歌稿はフリクションペンで書かれていた
 ・担当者が歌稿をまとめた時点では消えていなかった

ということが判明。
 どうやら、輸送の段階で高温、もしくは摩擦熱で文字が消えてしまったようです。

 塔では、過去にもこんな事件がありました。
 消えた!

 フリクション等の、いわゆる「消える筆記具」で書かれた文字は、このように何かの弾みで消えてしまうことがあります。
 パッケージの注意書きにも、宛名や領収証等の作成には用いないでくださいという旨が書いてありますね。
 このようなことが起こると、選歌や校正等の現場で大変困りますので、再度

 フリクションペン等の消える筆記具は使わないでください!

 「塔の便利帳」にも記載がありますが、再度注意喚起いたします。
 よろしくお願いいたします。

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