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アーカイブ "2019年09月"

 いま、こちら、穀倉地帯では、稲刈りの真っ最中です。
稲を刈ったにおいがすごいです!

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 ちょっと前は、進捗状況30%くらいだったようですが、この土日で、
半分くらいはいったかもしれません。
 しっかし、田んぼ、綺麗な色をしてるんですよね。
 不思議だなあと思います。 ありがたみも増すってもんです。
  
 新米がやってくるのが楽しみです!

  人妻は秋を忙(せは)しみ
    稲杙(いなぐひ)に襁褓(むつき)を干して稲を刈るかも     
                          結城哀草果『山麓』

  田の真中にのんのんのんのん働きて機嫌よかりし脱穀機の音  
                          河野裕子『歩く』

 

仙台文学館で、ただいま、斎藤茂吉展が開かれています。見応えがあって、とても面白いです。
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それで、

関連のイベントがいくつかありまして、先週、9月16日(月)には、永田和宏さんの講演がありました。

題は、「茂吉のおもしろさ ― 蚤、ダニ、鼠の歌」  です(笑)

真夜なかにわれを襲ひし家ダニは心足らひて居るにやあらむ  『暁紅』

鼠らを毒殺せむとけふ一夜心楽しみわれは寝にけり      『暁紅』

彼ら・彼女らの歌、たくさんありました。

講演もとても楽しかったですし、茂吉ってやっぱりすごいなあと思ったことでした。

今週末には、「茂吉短歌を語る」という、小池光さんと花山多佳子さんの対談があります。これも…もう…おもしろくないわけがない。小池さんは、仙台文学館の館長です。

観覧?ハガキが抽選で当たりましたので、行って参ります。

 

 

と言っても、餃子で有名な某店ではありません。
昨夜、九州から帰って京都新聞をパラパラ繰っていたら、「!!」つい三日前に旧月歌会でご一緒していた顔が!
ただいま、e歌会でも活躍中のいわこしさんが第63回京都王将戦で優勝されたとのこと。もちろん、ここでは「いわこし」という筆名ではなく、実名でしたが。
ともあれ、おめでとうございます。

しかし、将棋や囲碁の有段者も塔にはおられますし、これだけ会員も増えてくると多彩(多才?)な方々が世の中にはおられるんだなぁ、と変に感心してしまいます。

 

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「サワガニとカワセミ」う〜ん、どっちが先でも「月とタニシ」みたいな語呂の良さにはならないな。

ということで、前々回の大森さんのブログで「サワガニを見てたら、カワセミを見逃した」というところにビビッドに反応いたしまして。ここは是非、我が家の田舎ぶりを発揮しようと思った訳です。

で、朝に連れ合いに「カワセミいないかなぁ」と言ったら「そこらにしょっちゅういるやん」との返事。まぁ、確かに時折は見かけるのですが。「どして?」と訊かれたので「写真撮りたい」と伝えていました。すると、仕事に向かった連れ合いがすぐに戻ってきて呼び出されて…

19.09.18カワセミ

はい、カワセミです。近寄りすぎたので逃げてしまい、この一枚のみ。まぁ、確かに「翡翠」というだけあって、飛んで行く様は青(蒼?碧?)を一閃、と言った感じです。自宅の裏の川にて。

で、折角なのでサワガニも。こちらは簡単。川辺に降りていって一つ目の石をめくったらハズレ。二つ目で

19.09.18サワガニ

はい。この子は左のハサミがとれてましたね。また生えてくるでしょう。大雨の後など、うちの勝手口でも普通に歩いてますね。

と、まぁ、永田家の朝の一コマでした。

折角なのでアキアカネも。19.09.18アキアカネ

 

千葉方面の方々は大丈夫なんでしょうか、ちょっと心配。

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なんだか味気ない写真で申し訳ありません。

この3連休の土日と北海道は札幌に行ってきました。そうです、タイトルにあるように毎年12月号掲載の年間回顧座談会のためです。出来て3年目の札幌支部の方々に今年は担当してもらうことに。

土曜日は朝の6時20分発(下手したら何時もの僕が寝る時間)の地下鉄、リムジンバス、飛行機、JRを乗り継いで札幌へ。この日は歌会を開いて下さるということになっています。開始は13時30分。順調にいきすぎて、札幌に11時半には着いちゃったので、重いリュック(何と言っても「塔」1年分とノートPCなどが入っているのだ)を担いで市内観光。時計台を見学したあと、大通公園に行ったら「オータムフェスト」なるものを開催中。公園を埋め尽くすように屋台が出ていて、あちらこちらから旨そうな匂いと、クラフトビールやワインのグラスを持ちながら歩く人々。歌会前だぞ、歌会前だぞ、とアルコールを自重するのに必死でした。

予定通り、13時半から歌会、出席は10名。会場はノースエイム。

タルタルソースべつたりと付け論じ合ふわれらに遠き昭和の歌を  千葉優作
ムクドリが群がりさわぐゆふぐれの なぜわたくしを神は選べる  栗山洋子
与へ給へ大気が地球を包むごとパンをあまねく(…できればアンパン)  品田一郎

個性的な歌も結構あって、楽しく17時に終了。そこから札幌駅まで移動して懇親会。まぁ「1年分の塔を読み返さなきゃならない週間」でしたから、珍しくアルコール抜きの一週間だったのです。
ので、まぁ、ビールが染み渡る訳です。明日が本番だ、というのに。二次会まで行って、お開き。

翌日曜は僕の帰りの飛行機の都合もあって、午前9時半から同じくノースエイムで年間回顧座談会。6名で各々、意見を述べる。内容は12月号をお楽しみに。先ほど、録音を聞き直しましたが、面白い話も随所に出てきています。

で、冒頭に戻る訳ですが、なんでこんな味気ない写真かというと、前述の通り荷物が重すぎてカメラを持って行く気になれなかったのです。「じゃ、携帯で撮ってくればいいじゃん」って声が聞こえてきそうですが、僕はいまだガラケーでして、そんな精細な写真は撮れないのです。(ついでに言うと、携帯などで写真を撮りたくない、という意固地な気持ちもあります)だから大通公園の華やかなフェストも札幌の抜けるような青空も、新千歳空港の秋の夕空もありません。

 

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鞍馬をゆっくり見てまわった後、バスで移動してお昼ごはんです。川のせせらぎで涼みながら、高雄の川床料理を楽しみました。

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鮎を焼いているところ。透きとおった水の流れる川底にも、なにか魚たちが泳いでいるのが見えました。食事の後、すこし奥まったところにあるお手洗いに行く途中、山の斜面のようなところに沢蟹を発見。興奮して何枚も写真を撮っていると、皆がいるほうでどよめきが。なんとそっちには一瞬、翡翠が飛んできたそうです。見逃した…

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再びバスに揺られて、今度は下鴨神社へ。ここは大学の近くなので、私も何度も来たことのある場所。ここでは何といっても皆で「水みくじ」を引いたのが楽しかったです。境内の小川に浸すと、ゆっくり文字が浮かび上がってくるという、特別なおみくじなのです。

その後、京都の街なかをバスでめぐりながら晴明神社や京都御所に寄り(この頃になるともう疲れて写真を撮るのを忘れていた)、さらに御所の近くの「塔」短歌会事務所も見学しました。事務所には選者や会員の歌集歌書、「塔」のバックナンバーなどが揃っています。図書館のように貸出もおこなっています。毎日開いているわけではないので、来所ご希望の方はHPの「イベントカレンダー」で開所日を確認してからお越しください。

http://toutankakai.com/event_calendar/

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17時に京都駅で解散。帰りのバスのなかでは、池本さんも電子辞書で何かを調べようとされたまま夢の世界へ。全国大会2日間、そしてオプショナルツアーをご一緒した皆さん、ありがとうございました。

 

 

もうずいぶん前のことのような感じがしますが、全国大会翌日のオプショナルツアーに参加してきました。今年の参加者は18名。11月号にレポートが載ると思いますが、せっかくなので当日の写真をもう少しご紹介します。

全国大会終了後の18時から、ツアーの参加者全員で一緒に晩ごはんを食べます。ここで、自己紹介タイムがあるのがとてもありがたい。この晩ごはん&自己紹介タイムは、オプショナルツアーに毎年参加(!)されている池本一郎さんのアイデアだそうです。全国大会ではお話できなかった方や初対面の方ともゆっくり話せるのが、オプショナルツアーのいいところ。

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中華料理&紹興酒で夕食を終えた後、有志で二軒目の「餃子の王将」へ。そこでもさらに紹興酒を注文したところ…なんと「塔」の文字が入った紹興酒が出てきた!

翌日早起きしないといけないので、この日は22時半ごろに解散。

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さて翌朝。9時に降りていくと、ホテルの入り口には、「塔短歌会」のプラカードをつけた専用のバスが止まっています。最初の目的地は、鞍馬寺。ロープウェイで登った後、けっこう石段が多く、天気もよかったので、大汗をかく。あちこち散策しながら、クワガタやトカゲも見つけました。

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鞍馬山にある「冬柏亭」は、与謝野晶子の書斎。もともと杉並区の家にあったのが昭和51年にここへ移築されたそうです。すぐ近くに晶子と鉄幹の歌碑も。

 

何となく君にまたるるここちしていでし花野の夕月夜かな  晶子

遮那王が背くらべ石を山に見てわが心なほ明日を待つかな  寛

 

(その2へつづく)

 

 

こんにちは。鈴木晴香です。

フランス・パリには「パリ短歌クラブ」という短歌会があり、歌会を開催したり、年に1度、『パリ短歌』という雑誌を刊行したりしています。

パリ短歌クラブの活動の中でも、一段と盛り上がるのが「パリ短歌イベント」。9月7日に開かれたこの催しに参加して来ました!会場はパリ国際大学都市日本館です。(舞台上には藤田嗣治の大きな絵が飾られています。)

私は「短歌が開く世界ー31文字の地図」という題で、地図をテーマにいくつかの短歌を紹介してお話ししました。海外では触れることが難しい新しい歌集も、積極的に紹介しました。

パリ短歌イベント2019

後半は歌会&パリ短歌賞授賞式。4人のメンバーによる選評は、それぞれの視点が生きていて、とても興味深いものでした。

オープニングイベントにはピアノとフルートの演奏、懇親会は持ち寄りのおつまみやお菓子とたくさんのワイン、という、フランスらしさいっぱいの1日でした。

 

 

 

みなさんこんにちは。鈴木晴香です。

8月24日に開催された塔短歌会主催・現代短歌シンポジウム in KYOTO。
小島ゆかりさんと吉川宏志さんとの対談の中で、明恵上人の歌が話題に上りました。

あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月

小島さんは、この歌の「あかあかや」にあるa音の連なりと、最後の「月」の音の鋭さとの対比に触れ、その韻律の美しさについてお話されました。

以来、この歌を大好きになっていたのですが、
先日、図書室で本をめくっていたら、偶然にもこの歌の英語訳に遭遇しました。

あかあかや英訳

川端康成著・サイデンステッカー訳『美しい日本の私 その序説』より。

brightの[ai]の音は、「あかあか・・・」のa音の連なりを、再現しているように思いました。

9月になりました。
バスケットボールのワールドカップをきにしつつ過ごす本日。

ごそごそしていたら古い地図がでてきました。
2005年にウィスコンシン州マディソンに少しいた時期がありました。
その頃リュックに入れて持ち歩いていた「Metro system map」です。

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その当時はまだiphoneがこの世に存在しないころだったので、
てのひらの中で自分の位置を確かめながら最短コースで目的地にたどり着くということはありませんでした。

この紙の地図をみながら、なんだかgoogle mapを見てみたい気持ちになり、さっきホームステイさせてもらっていたコンバース家に行ってみました。

あの頃iphoneがあればよかったのになぁという気持ちと、なかったからこそぶつかりながらさまよい歩くことができたたのかもしれないとも思います。

人の真価は逆境で出ると言われしを満開の辛夷に思い起こしぬ/森尻理恵『虹の表紙』

■ご連絡■
旧月歌会の詠草係が変わります

急なことですが今月の歌会から旧月歌会の詠草係が谷口美生さんになります。
谷口さんには昨年も係をつとめていただいていましたので、メールアドレス等の具体的な情報は、昨年の『塔』でご確認ください。
また、このことをお近くの旧月歌会参加者へもひろめてください。
よろしくお願いします。
 

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