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アーカイブ "2019年04月"

一般社団法人塔短歌会は今年創立65周年を迎えます。
これを記念して、作家の高橋源一郎氏、歌人の小島ゆかり氏をお迎えして「現代短歌シンポジウムin京都2019」を8月24日(土)に実施します。(詳細はチラシを参照)

現代短歌シンポジウム2019

このイベントは塔短歌会会員以外のみなさんにも広くご参加いただけます。
席に限りがありますので、事前のお申込みをおすすめいたします。

■現代短歌シンポジウム事前web申し込みはここをクリック■

  少し前ですが、岩手県の大船渡市にある恋し浜という駅に寄ってきました。三陸鉄道リアス線の中の駅です。

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 もともとは「小石浜」だったのでしょうが、改名したのですね。
 ホームは、階段を登って、高いところにありました。そこから海が望めます。

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 そのホームに、短歌がかかれたプレートがありました。

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    三鉄の藍(愛)の磯辺の小石(恋し)浜 かもめとまりて汐風あまし 

  地元の方の歌だそうですね。こんな風に、詠み人知らずの歌として、その土地にあり続ける。 すてきだと思いました。

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  「恋」の駅です。絵馬ならぬ、絵ホタテ貝が、たくさん! みなさんの願い、叶うとよいなあ~

 宮城県に住んでおります。
 
 おととい、4月11日の写真ですが、

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 いやー、雪が降りました。4月にこんなに積もったこと、記憶にないなあと思います。
 
 スタットレスタイヤのお話、3月13日の荻原伸さんのブログにもありましたが、もう、タイヤ交換した方もいらして、大慌て。
 私は、たまたま(というか、ばたばたしていたので)まだだったのでしたが。

 桜もだいぶ開いてきたので、おーい!という感じでした。

 北海道などでは、まだ、これからも降るのでしょうが~。

    北国にいつまで吾の住むならむ槻の木にふるかぎりなき雪     
                              扇畑忠雄

    夜のうちに降って積もって陽を溜めてわれを泥ませる春の雪よき   
                              三枝昻之『農鳥』

    

 

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永田和宏さん監修のテレビ番組「平成万葉集」

◯ 4月14日(日)17時〜(NHK総合)

お正月に放送されたプロローグ篇の再放送です。
ダイジェスト版のようですが、今回は地上波で観られます。

90分×3本シリーズ(NHK-BSプレミアム)

◯ 第1回「ふるさと」 4月17日(水)21時~
◯ 第2回「女と男」 4月24日(水)21時~
◯ 第3回「この国に生きる」 5月1日(水)21時~

どうぞご覧ください。「塔」会員や会員の歌もすこし登場するようです。

https://www4.nhk.or.jp/P5397/

写真はまったく関係ないですが、沖縄の海辺で拾った貝殻。
巻き貝の割れたところから中身が浸食されて、ちょっと何かのオブジェみたい。

ご無沙汰しております。今週のブログ当番だと気づいたのは火曜日でした。ただ、生憎その日は早朝から松山に行っておりまして

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松山城の満開の桜を愛でたり、

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夕闇迫る明石海峡大橋や淡路島の観覧車を見たりしておりました。つまりパソコンの前にいなかったのです、火曜と水曜。

そして翌木曜は朝から伊豆へ。

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用事を済ませてから熱海駅まで戻り、いつも新幹線で指をくわえて見ているだけの熱海の海に初めて身近に接して来ました。

そんなあちこちに小旅行ばかりしているものだから、金曜日は仕事が山盛り積んであるという状況に陥り、さらに悪いことにこの日は夕方から毎年恒例の懇親会へ。こちらは二次会までお付き合いしたあと、一人でなんと中島みゆきばかりがかかるバーへ(至福)。先客が四人おられましたが、当たり前ながら一気に意気投合して閉店まで。

ま、何かと言いますと、ブログを書けなかった言い訳をここまで延々としてきた、って訳です。

それじゃあまりにも詰まらないので、去年の蔵から引っ張り出してきて

18.04.05上賀茂神社枝垂れ桜

夕光(ゆふかげ)のなかにまぶしく花みちてしだれ桜は輝(かがやき)を垂る  『形影』佐藤佐太郎

写真は残念ながら二条城ではなく、上賀茂神社なのですが。しかも夕方でもありませんが。

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今年もあっというまにもう4月です。京都では桜が見頃を迎えようとしていますが、なかなか気温があがらず、服装に悩む日々です。「塔」4月号(15日前後発行)は創刊65周年記念号。65周年記念評論賞、会員エッセイ、座談会とボリューミーな号になりますので、どうぞ楽しみになさってください。

さて、最近「ワードバスケット」というカードゲームを知りました。しりとりの進化形のようなゲームです。

やり方

・カードには「あ」〜「わ」のひらがな一文字ずつが書いてあります。

参加者全員に5枚ずつ手札を配る。
残りのカードの一番上の一枚をめくって、バスケット(箱)のなかへ。
そのカードの文字で始まり、かつ手札のどれかの文字で終わる3文字以上の単語を言いながら、カードをバスケットに出す。
最後の手札だけは、4文字以上の単語で終わらないといけない。
一番早く手札を全部使い切ったひとが勝ち。

という感じです。

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たとえば、上のような状況の場合は手札の「り」を使って、「ひよどり」などと言えばOK。ときどき「7+」などと書いてあるカードが混ざっていて、これは「7文字以上の単語のみOK」という意味だそう。人名や地名も可です。私は昨日、「い」で始まって「お」で終わる言葉、「伊藤左千夫」であがりました。

ノーマルだと3文字以上4文字以上あがりですが、少し上級者向けには4文字以上5文字以上あがりにするなど、いろいろとアレンジもできます。とにかく早く思いついたひと勝ちなので、脳がフル回転。YouTubeなどで、マニアのひとたちの超高速のゲームを見ることもできます。普段はあまり使わないけれど実は自分の記憶の底に眠っている言葉というのが、ふっと口をついて出てくるのがちょっと面白い。

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