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アーカイブ "2018年04月"

池田行謙歌集『たどり着けない地平線』を読む会を行います。

詳細は写真を見てもらえればいいのですが、

日時 6月16日(土)13:30〜17:00
会費 1000円 懇親会費4000円
会場 中野サンプラザ 8F研修室4
第1部 小笠原諸島のスライドショー(これまでの歌集を読む会ではあまり類例のないパターン!)
第2部 パネルディスカッション
奥村晃作(コスモス)
富田睦子(まひる野)
乙部真実(塔・柊と南天)
司会 永田淳
第3部 会場発言
総合司会 加茂直樹

まだ残席ありますので、ご都合の付く方、お出でください。また歌集をお持ちでない方にもお送りしますので、遠慮なくお申し出下さい。

3月号の方舟にも書きました「柊と南天」の初企画でもあります。何とか盛会にしたいものです。みなさん、よろしくお願いします。

問い合わせ・申込先は
青磁社 永田淳 075-705-2838まで
歌集批評会フライヤー[1]

 

 

 

_DSC0225今日は実家でMBSのドキュメンタリーの撮影があり、立ち会っておりました。父が海外出張中を狙っての撮影(なんで留守宅を襲うんだろう?)
イメージシーンを2カット撮影するだけなのに、ほぼ丸一日。テレビ番組って気軽に見てるけど、その裏側は本当に大変。1時間番組のために10ヶ月ほど追っかけられるらしいです。
ディレクターさんと、四方山話をつれづれに話していて、一番興味深かった発言がタイトルの「無音を録る」でした。

イメージシーンしか撮らないのに、なんで音声さんがずっとマイクを向けてるんだろう、と不思議に思いディレクターさんに訊いて返ってきた答が「無音を録る」です。

インタビューなんかでまだ話が続いてるけど、音声がカットされてほんの少しの時間、口だけが動いているようなタイミングってありますよね。そこに「機械的な無音」を入れるとかなり違和感が出るそうです。そういったシーンでは、そこの家で録音した無音を挿入すると、違和感がなくなるそうです。なんとなく、雰囲気としては分かるけど、面白いですよね。

「無」ってなんでしょうね。完全な無色、無音、無味、無臭っていうのはあるんでしょうか。真空にだって真空がある、という考え方をすれば…色即是空、みたいなことにもなって、って混乱しちゃいますね。

けれども、そんな哲学かぶれのごちゃごちゃはおいといて、「無音を録る」って格好いいなぁ。

番組は毎日放送の映像という番組。
https://www.mbs.jp/eizou/
8月に放映されるようです。関西ローカルなので、関西以外の方にご覧いただけないのが残念ですが。

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いま住んでいるマンションから徒歩10分ほどのところに
京都府立京都学・歴彩館(旧・京都府立総合資料館)という建物があります。
昨年オープンしたばかりの新しい空間。
京都に関係のある図書資料を中心に73万冊が所蔵されているそう。

ここには「塔」のバックナンバーが1966年以降すべて揃っています。
地下鉄に乗れば15分で塔の事務所にも行けますが、それよりさらに近い。
なんて恵まれた環境…
先日、調べ物の必要があって初めて書庫から出してもらったところ
真紅の重厚なカバーで半年ごとに合冊製本されていました。
頁をめくるといろいろと読みふけってしまい、調べ物はまったく進まず。

おまけの情報
現在、「塔」のバックナンバーが全巻揃っている場所は
・塔短歌会事務所(京都)
・日本現代詩歌文学館(岩手)
・日本近代文学館(東京)
の3ヶ所だそうです。

おまけの情報その2
府立京都学・歴彩館には、吉川宏志さんが大学生の頃に発行していた
幻の個人誌「斜光」(創刊号が1989年、第2号が1990年)も所蔵されています。

年度の変わり目にばたばたするのは相変わらずのことだけど、4月が来ると落ち着かなくなる。
毎年、3月なかばぐらいから1ヵ月ぐらいは魂が(ほんとうに)抜けたみたいに口を半開きにして過ごしている気がする。それは、花粉症のせいなのかもしれないけれど。
3月末に、市内で引越しを行った。部屋が広くなって、本を置くスペースが増えた。
その話をしていると、最寄駅の近くにビアパブがあると江戸さんが教えてくれたので行ってみることに。

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これは広島・呉ビールのケルシュ。ぼくはケルシュとかヴァイツェンとか、色が薄いビールが好き。ツウには物足りないのかもしれないけれど。
ホームページによると、「海軍さんの麦酒」という名前らしい。呉といえば海軍の地。
呉の海軍と聞いてぼくが思い出すのは、「この世界の片隅に」というこうの史代の作品。
短歌のピーナツ」で塚本邦雄は戦中に広海軍工廠に勤めていて、作品(映画)の中に塚本が映っているかもしれない、という考証がなされていたのを思い出す。

ビールを飲みながら、過去の時間のことをぼんやりとおもっていると、すこし自分の心が重力に引っぱられて、地に足をつけたような感じになった。
飲み下したビールが胃の中へ落ちていくのも重力の作用。もしかしたらどこか関係があるのかもしれない(ほんまか?)
とはいえ、花粉症の鼻から水が垂れてくるのはよくない重力だ。そこだけ無重力にしてもらえたりしないかな。

このところ、ブログやフェイスブックなどに「塔」の歌の十首選や秀歌鑑賞などを書いている方がたくさんいらっしゃいます。毎月発行される「塔」が会員の方に丁寧に読まれていると思うと嬉しいですね。お互いの歌を毎月読み合うところに、結社の大きな意味もあると思っています。

新井蜜「暗黒星雲」
https://trenton.exblog.jp/26571216/
宇梶晶子「Sugarless」
http://sugarless21.blog.fc2.com/blog-entry-212.html
大橋春人「うたぐらし」
http://blog.livedoor.jp/utagurashi/archives/53201271.html
小川ちとせ「おさびし日記」
https://blog.goo.ne.jp/tasidele925/e/c929b1a19e3c69d23ffd319768ec2a07
小田桐夕「波と手紙」
http://odagiri-yu.hatenablog.jp/entry/2018/03/26/221020
黒田英雄「安輝素(アンギラス)日記」
http://anguirus1192.seesaa.net/article/458231102.html
佐藤涼子フェイスブック
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=601851160163923&id=100010171329198
松村正直「やさしい鮫日記」
http://matsutanka.seesaa.net/article/458421296.html
「それはそれで」
http://kokesiuta.blog.shinobi.jp/Entry/261/

(複数の記事がある場合は、最初の記事にリンクを張っています)

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今年は桜がはやくに咲いて、はやくに散りましたね。
今日の京都はひさしぶりに雨の一日です。
ずっと初夏のような陽気が続いた後なので、雨が新鮮。
この雨があがったら、もうひとつ別の春が来るような感じも。

写真は、府立植物園のチューリップ畑。
おびただしく、形が揃っていて、不気味です。
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これは夜の様子。
まだつぼみのときの写真ですが。

さて、作品2のみなさまに重要なお知らせです。
今月、4月20日締切分(7月号掲載分)から
作品2の詠草送り先が変更になります。
詳細は「塔」3月号のp.105をご確認ください。
(4月号にも大きく案内が載ります)
誌上名(「塔」での名前)がア〜サ行で始まる方とタ〜ワ行で始まる方とで
新しい送り先が異なるので要注意です。
どうぞよろしくお願いいたします。

こんにちは。鈴木晴香です。

短歌を作り始める前から、そして今もたびたび、寺山修司の短歌を読み返しています。

しかし、寺山が中学生・高校生の頃に作っていたという俳句をまだ読んだことがなく、どのような作品だったのだろうと興味を抱いて、このような本を買いました。

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『寺山修司コレクション1 全歌集全句集』(思潮社)1992
インターネットの古書店で見つけたものです。

寺山は同じテーマを短歌や演劇、映画とジャンルを超えて繰り返し表現していますが、俳句にも見たことのあるシーンが出てきてどきっとします。

枯野ゆく棺のわれふと目覚めずや

この俳句は、歌集『田園に死す』の短歌を想起させます。

売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき

「柱時計」は「われ」だったのか。
そう思うと、この短歌に漂う不穏さがより一層濃くなるようです。

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