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アーカイブ "2013年09月"

 前田さんに引き続き、滋賀県だよりです。
 きのうは安曇川から今津まで琵琶湖カヌーに行きました。
ツアー参加者25名が顔合わせのときに自己紹介をして、「いまハマッてること」を言うのですが、「飼っている柴犬をカヌー犬に調教中」とか「手作りワイン」とか「100キロマラソン」「社交ダンスのコーチ」「熊野古道歩き」など。みなさんいろいろでびっくり。
 参加者の中に、短歌をやっている人がほかにもいて、それも驚きでした。
優雅にカヌー吟行をと思っていたのに、ついていくのに必死でそれどころではありませんでした。でも、琵琶湖は広くて気持ちがよかったです。
 次回はもう少しゆっくり行きたいです。カヌー吟行やりたい方はいっしょにやりましょう!

この夏は娘の吹奏楽のマーチングの練習のため、滋賀県の蒲生町に毎週のように行っていました。
田畑がかぎりなくひろがり空のひろいなつかしい感じのする場所でした。
万葉集の額田王の「あかねさすむらさきのゆきしめのゆき」の舞台にもなったところで、近くには小さな古墳も見えました。
いつもは大原を抜けて湖岸道路を車で行ってたのですが、電車で行ってみたくなり、暇な日に近江八幡から万葉あかね線という小さな電車に乗ってみました。
ちょうど大雨と風で八日市までいって戻ってきただけなのですが、後から聞くと河野さんが通勤に乗っていた電車ではないかということでした。
また晴れた日にゆっくり行ってみたいです。
娘のマーチング大会は無事終了。大会の朝に私は軽いぎっくり腰になり、腰を曲げながら見に行きました。。。

13:00から事務所にて京都平日歌会。
詠草24首、参加者23名。
事務所にある椅子は24脚なので、ほぼ満席の状態となった。
歌会を始める前に選歌用紙が配布され、全員の5首選を書き込んでいく。誰がどの歌を選んだかを見るのもおもしろい。
スカイツリーの歌、小蝿の歌、梨の歌、学級通信の歌、白山吹の歌など、バラエティに富んだ内容の歌が集まった。途中10分ほどの休憩を挟んで、17:00近くに終了。
帰り道はもう寒いくらいであった。

13:00から永田家(発行所)にて、「塔」10月号の再校と11月号の割付作業。参加者は18名。永田さんは大学関係の用事があり、15:30頃に帰宅された。
11月号は例年通り全国大会報告。カラーグラビアに載せる写真などを選ぶ。気が付けば、茨城の大会からもう一か月が過ぎてしまった。早いものだ。
今日はおにぎり、クッキー、「子午せん」、アイス、ぶどうなど、差し入れが豊富にある。それらを食べながら作業を続け、17:00に終了。今日は3連休の最終日ということもあってか、帰りのタクシーは呼んでもなかなか来なかった。

もうすぐ書店にならぶ角川「短歌」10月号に、藪内亮輔さんの新作「霊喰ヒM」50首が載っています。非常に読み応えのある内容です。 
  永遠の月、永遠のてのひらに蝶をのせゐつ 死ねばはなびら
  するどかつたね、一日一日(ひとひひとひ)が。そしてそのなか
  にまつすぐ降る春の陽が
また、栗木京子さんの実作指南「溜めと飛躍」には、「塔」7月号の作品が例歌として取り上げられています。阿波野巧也、小林真代、石原しょう子、久保茂樹各氏の歌が添削例とともに載っています。
どうぞ、お読みください。

今日から11月15日まで、紀伊國屋書店グランフロント大阪店にて短歌フェアが行われています。人気の歌集や珍しい歌集、同人誌などが数多く販売されています。場所は、スターバックス前の円柱の棚です。お近くに来ることがあれば、ぜひお立ち寄りください。

イベントカレンダーにも上がっていますが、お知らせです。
主催者が人数が集まらず困っておられるので、自分のことを宣伝するのは苦手なのですが書きます。
23日(月・祝)に吉祥寺で小島ゆかりさん、東直子さんとイベントを行います。
詳細はこちら↓
http://furansudo.com/event/td/index.html
まだ空きがあるようなので、行楽シーズン3連休最終日ですが、お越しいただければ幸いです。
次はもうちょっと、まとまった話を書ければ、と思っています。

今年7月に、「塔」の東北在住の会員が中心となって「733日目 東日本大震災から二年を詠む」という冊子を出しました。「99日目」「366日目」に続く3冊目です。
「歌壇」10月号で、谷村はるかさんが時評「聞きとめ、書きとめる土地の声」の中で、この「733日目」について触れています。また、「短歌往来」10月号でも、鈴木竹志さんが「歌誌漂流」という欄で取り上げて、「内容面からすれば、定期で刊行されている歌誌以上かもしれない」と書いています。

朝から台風の影響で雨。
「塔」10月号の初校の取りまとめをする。
10月号には若手5名の座談会「結社にふたたび出会う」が載る予定。結社のこと、選歌のこと、歌の読みのことなど、かなり突っ込んだ話が交わされている。ところどころ耳の痛い話もあるのだが、それも含めて刺激的でおもしろい内容だ。
どうぞお楽しみに。

「塔」9月号が発行されました。
今週中には皆さんのお手元に届くと思います。
192ページ。
なお、一般向けに、東京の「ジュンク堂池袋本店」、名古屋の「ちくさ正文館」、京都の「三月書房」で販売を行っています。どうぞ、ご利用下さい。1冊1000円です。

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