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アーカイブ "2011年03月"

文学を始めてから、いい言葉を集めることが趣味になった。
そこから歌を発想することもしばしばある。
いまメモを見返してみるとなかなか面白かった。
鳥肌を超えて鳥になりそう(You Tube、ライブ動画のコメント欄)
壊れかけのアーチには重しを載せる(?)
お客様がお寝になっているので出発は少々お待ちください(JR車両内)
皆様右側をご覧ください、虹が出ております(JR南武線?)
夜空の警備員(ラジオ)
地上にあるもの、その一切が燃えている(『世界−海』城戸朱理)
このようにわれわれがまだ持つことのできた幻想は次から次へと消え失せて行った。しかし、今やわれわれの大部分を襲ったのは全く予期されないものであった。すなわちすてばちなユーモアであった!(『夜と霧』)


ベランダにチューリップが咲いている。たまたま球根をもらって、初めて植えてみたもの。毎朝息子が水やりをして大切に育てている。
今までチューリップというのは子供っぽい花のように思っていて、全く興味がなかった。それが、球根が土を破って伸びる姿や日ごとに大きくなっていく花を見ているうちに、すっかり好きになってしまった。寒い冬を越えて春に咲くのがとてもいい。
来年もまた育てようと思う。

今後の「塔」の誌面の予定が決まりましたので、お知らせします。
・4月号 通常号
・5月号 特集「豊穣祭」
・6月号 特集「長野の歌」
・7月号 第1回塔短歌会賞・塔新人賞発表
・8月号 河野裕子追悼号
・9月号 河野裕子関連書評
・10月号 追悼 諏訪雅子
・11月号 特集「全国大会報告」
・12月号 特集「年間回顧」
各号の原稿依頼なども順次進めておりますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。

今年1月に出た本の紹介です。iPS細胞の研究で世界をリードする山中氏とノーベル物理学賞を受賞した益川氏という、今、日本で最も有名な二人の科学者の対談をまとめた一冊です。
「大発見はコロンブスの卵から」「『無駄』が僕たちをつくった」「考えるとは感動することだ」「やっぱり一番じゃなきゃダメ」「うつと天才」「神はいるのか」といった章題からもわかるように、一般の読者向けに語ったものですので、生命科学や物理学を知らない人(私もそうです)でも十分に面白い内容となっています。
お二人ともディスカッションの大切さについて語っていて、それは短歌における歌会の役割とよく似ているように感じました。全体の構成を「塔」の永田紅さんが担当されており、最後には「傍聴録―あとがきにかえて」という3ページの文章も載っています。
2011年1月20日、文春新書、830円。

誌面にも案内を載せていますが、4月より若葉集の歌稿の送り先が変更になります。谷口純子さんに代って、新たに白石瑞紀さんが担当することになりますので、みなさんお間違いのないようにお願いします。
なお、詳細につきましては「塔」3月号の168ページをご覧ください。

13:30からメルパルク京都にて、第1回塔短歌会賞および塔新人賞の選考座談会。選考委員の方々に集まっていただき、応募作品について議論する。途中5分程度の休憩を挟んで17:10までみっちりと。結果は「塔」7月号にて発表します。
終了後、京都駅近くで夕食。三連休の最終日にもかかわらず、お店はほぼ満席状態。京野菜の料理を食べながら、短歌のことや地震のことなど、あれこれ話をする。20:00解散。

13:00から永田家にて、「塔」4月号の再校&5月号の割付作業。参加者は約20名。河野裕子追悼号(8月号)関係の作業も並行して行う。永田さんは不在。
4月号は特集などはなし、204ページ。
5月号は例年通り豊穣祭(参加者50名)。220ページとなる予定。
途中から外が暗くなって雨が降り出した。17:00終了。猫のローリーが一階の縁側に座っていた。

10:00からハートピア京都にて編集企画会議。参加者9名。震災への対応や、今後の誌面の内容、塔短歌会賞の選考の手順、全国大会の準備などについて話し合う。あれこれ決めなくてはいけないことが多い。12:00まで。
その後、ガストで昼食を取り、13:00からは同じくハートピア京都にて京都弥生歌会。参加者43名。各地で歌会や歌集の批評会等の中止が続いているなか、こうして集まって歌会ができるだけでも有難いことだと思う。最後の方はやや駆け足となりつつ、17:00終了。

20日の歌稿の締切が近づいてまいりました。
被災地にお住まいの方の中には、郵送が難しい方もいらっしゃると思います。トップページの案内にもありますように、もしメールが使えるようであれば、メールでの歌稿の受付もいたします。toutankakai@gmail.com までお送りください。

震災被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
何もお力になれないのが心苦しいです。
さて、井上雅史さんが作ってくださった安否情報のページをトップページにリンクしました。
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編集・更新は塔会員の情報のみに限らせていただきます。

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