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鴨は種類が多い鳥ですが、写真はカルガモでしょうか。

 かすかなる水尾(みお)ひろがれど泳ぐ鴨の彼方茫々と昏るる湖ある
                      高安国世『光の春』

短歌を始めたころは、植物や動物の名前にも疎くて。
名前を知らないと目に入っても、見えていないことも多くて。
初めて吟行に参加したとき、先輩が道端の雑草を抜いて、
丁寧にチリ紙に包んでいて驚いたことがあります。
「持ち帰って、図鑑で名前を調べる」とのこと。
そういう努力も必要なんだな、と思ったことでした。

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