鯉
もともとは京阪間の農村地帯。
かなり宅地化しているけれど、水田も残っていて用水路に水が流れている。
その水路の鯉。
用水路は、地元の農家が共同管理することが多いが、この水路はどうなっているのだろう。水路というか、鯉のことが気になるのだが。
市役所には少し前まで「水路課」というのがあったはずだが、今は「下水道課水路係」になっている。
まるまる太って美味しそうだ。
そういえば、最後に鯉を食ったのはいつだったか。
鯉の歌はたくさんあるが、佐藤佐太郎『形影』冒頭一連「鯉」の3首め。
・落葉朽ちしづめる水にをりふしに鯉をりて憂(うれひ)なき濁(にごり)をあぐる
まことに憂なき鯉だ。
岸に立つと寄ってくるのは、近所の人が餌をやっているのだろう。
ちいさいのは稚魚か。
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