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5月になり、エゴマの葉の季節がやってきました!わーい!

ぼくはどうしようもなくエゴマが好きで(鳥取の歌の仲間もエゴマ好きが多く)、昨日は、歌会のあと仲間と韓国焼肉店へ行き、サンチュやエゴマの葉に肉をまいてたくさん食べ、飲みました。

エゴマと言えば、大山崎油座や離宮八幡宮をおもう方も多いとおもいます。が、ぼくたちはそういった歴史や文化の話題にはついに及ぶことはなく、エゴマ油は健康によいと言っているが過度の摂取はそれでも健康によくないのではないか、とか、エゴマの葉のキムチでおにぎりをつくって食べたいなどというようなどうしようもなく生産性のひくい話題ばかりを語りつつ盛り上がってしまっていました。

すると、誰かが言いました。荏胡麻を詠んだ名歌はあるのかと。むむむ(川平慈英ふう)。

えごま

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  • 真中朋久 より:

    ちょっと探してみました。あんまりないですね。「胡麻」ならばたくさんありますけど。

    ・荏胡麻(えごま)の実その葉も青く照り透けり颱風過ぎてみだるる幾畝/扇畑忠雄『北西風』

    ・山岸の荏胡麻(えごま)畑のつよく匂ふ妻と並びてゆく霧の中/鹿児島壽蔵『麦を吹く嵐』

    あ、そういえば、わたしのもありました。名歌かどうかはともかく。

    ・荏胡麻の葉の香の強さ噛みにつつ暮れるのも早き国のはづれなる/真中朋久『雨裂』

  • 荻原伸 より:

    真中さん。
    はやいーー!ありがとうございます。
    こんど荏胡麻の葉を食べるまでには諳んじておこうと思います。
    『雨裂』再読いたします。

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