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13:00から芦屋市民会館にて、芦屋歌会。
参加者21名。
前半は尾崎加代子歌集『樫の木小書』の批評会を行う。
皆さん丁寧に歌を読んでいて、歌集の特徴や魅力がよく伝わってくる内容であった。
遠住める子らを思へば親われは野の涯に立つ一本の樫
まだ暗き朝のなかぞらこがらしが研ぐとおもふまで細る寒月
老年の一日おだしき夕ぐれに油いためが喝采をする
夕焼けにあかく染まれる羽裏をたたみて鳩が架線にとまる
寝返りをうつ子は力ある背筋に胸上げ頭上げ空みあげをり

後半は歌会。
いつもより駆け足であったが、何とか予定通り17:00に終わる。
その後、建物内のレストランでお茶を飲んで18:00解散。

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