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写真は竹間公園の桜です。
『塔』の再校があった日曜日は
20℃近い気温ですっかり春のようでした。
桜の蕾も少し色付いてる!?

さて、小学校の3年か4年の時に
竹間小学校で映画の上映会がありました。
竹間の生徒以外でも希望者は見に行っていい、
と先生は説明しました。

クラスの誰かが聞きました。
先生、竹間小学校はどこにあるのですか。
先生は答えました。
「竹間小学校に行くのは簡単です。
 竹屋町通りと
 間之町通りの角にあるから竹間小学校なんですよ。」

「君子ノ道ハ日ニ彰ナリ」を耳にタコができるほど
聞かされて、校名ってそんなもんだと
思っていた私たちは驚きました。

竹屋町通りと間之町通り…
それって地名やん!?
地名を校名にしていいの?

いいんです!!!
小学校六年生で転居した私は
公立の小中学校の校名は、
地名が元になっているのが、ほとんどだと知りました。
日彰より竹間の方が名前の付け方としては普通だったのです。

例えば私は宇治市立宇治中学校に進学しましたが、
「北宇治」「東宇治」「南宇治」「西宇治」中学に
その四囲を固められていました。

その後少子化のためか京都市内の小学校は統廃合が進み、
竹間小学校は「こどもみらい館」になり、
日彰小学校は学校として残りましたが、幾つかの学校が統合したため、
「高倉小学校」という名になりました。
高倉通りにあるから。
それって地名やん!

入学せる第四錦林小学校子は思ひゐしよ「ライオン・キリン」小と 
中村みどり 『塔』2020年11月号

「だいよん・きんりん」小を「ライオン・キリン」小と思っていた子。可愛い。

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