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  もう10日ほど前のことになりましたが、京都に行きましたときに、再校作業にお邪魔しました。
 で、それが終わって、(大森さんも書いて下さってますが)、その日は祇園祭の宵々山の日でしたので、ま、こういう機会もないので、見に行こうと思ったわけです。
 でも、「祇園祭」とはどういうものか(古典の疫病退散のイメージ…)、そして、どこでやっているのか、いまいちイメージが持てず、祇園さん(八坂神社)に行けばいいのかななんて思っていたわけでした。
 結論から言うと、そこではなかったのです…。
 それで、そんなとんちんかんなわたしを見かねて、塔の木村輝子さんと、寺田慧子さんが、わざわざ途中下車して(涙)、つきあってくださったのでした。というか、導いてくださったのでした。
 寺田さんは京都の方でして、すいすいと室町通に連れてってくださり、そして、いろんな鉾を教えてくださいました。
 
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 これが、放下鉾。そして、

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 これが月鉾。てっぺんにお月様があります。そして、

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 これが、函谷鉾。函谷関と関係あるんでしょうねえ。最後は、

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 長刀(なぎなた)鉾でした。これは、籤無し鉾とも言われて、常に巡行で先頭であることも、寺田さんから教わりました。
 暑いのに、すごい人なのに、おつきあいくださったお二方に感謝するとともに、ほんとに、塔ってありがたいなあと思いました。

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 鱧です。すべてを満たされて帰りました。 祇園祭、あと3日ほどだそうです。

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  • 寺田慧子 より:

    梶原さま、遠いところ再校においでくださり、お疲れさまでした。
    祇園祭、楽しんでいただけたようで、そして私たちがお役にたてたようで、
    たいへん嬉しいです。
    わたしはもともと京都の者ではないのですが、もう人生の3分の2以上は
    ここで過ごしていますので、目や耳から入ってきたことを覚えているだけです。
    今年は猛暑のため、後祭の「花笠巡行」が中止になりました。
    子どもさんや着物を着た女性たちが、2時間も歩くのは危険だという判断です。
    雨での中止はあったけれど、暑さのための中止は初めてだそうです。
    それだけ今年の暑さは厳しいということですよね!
    「異常な異常気象」と言われています、地球全体で対策をする時がきている
    と思います。

    • 塔短歌会編集部 より:

       寺田さま 本当にありがとうございました。
       そうなんですよね、花笠巡行が中止だとニュースで知って、それは、仕方ないことなのでしょうが、ずっと前から準備などされていた方々もいらっしゃるので複雑な気持ちだろうなあと思っていた次第です。なんという暑さでしょうか。

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