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昨夜(今朝方?)3時頃まで事務所で原稿を書いていた。
ようやく書き終えて、車で帰宅途中、近所の軒先に提灯が下がっているのを見て、お祭りがあることを思い出した。
石座(いわくら)神社で火祭があるのだ。石座神社はうちのすぐ近所で、岩倉実相院の隣りにある。
このお祭りがあるのを知ったのは数年前。ちょうど昨夜のように深夜に帰宅途中、人がぞろぞろ歩いているのにくっついて行ったらお祭りをしていた。
この祭り、かなりの奇祭である。岩倉に雌雄の大蛇が棲みついていて、それが人間に危害を加えていた。あるとき、神前の火で退治せよとのお告げがあり、神火を松明に灯すと、二度と大蛇が現れなかった、といことに由来する。
長さ10メートルほど、直径2メートルほどもある竹と薪と落葉を結わえた、大蛇に見立てた2本の大松明に午前3時頃点火される。この松明、縄で結わえられているのだが、通常は12ヶ所、閏年には13ヶ所で結ぶらしい。
火がごうごうと燃え、火の粉が舞い上がり、時おりバンバンと竹の爆ぜる音がする。その間、巫女による踊りが奉納されたりしている。午前4時近くだというのに、近所の小学生や中学生のグループが沢山来ている。
眠気も忘れて小一時間ほど見学して帰った。
地元民なので、携帯電話で写真を撮るのもバカらしいと思って撮らなかったのだけれど、こんなことなら撮ってきたらよかった、とちょっと後悔。
こんな様子↓
http://www18.ocn.ne.jp/~kyodaigo/363_iwakura071020.htm

ほづみ にコメントする コメントをキャンセル

  • ほづみ より:

    私の実家、滋賀の湖北地方にはオコナイという神事があるのですが
    うちの集落では小学生がお囃子で行列を先導します。
    まだ寒い時期の春祭りは夜を徹して行われ、男の子たちは仮眠だけとってフツーに学校に行ってました。
    また、小学校のそばの女の子たちは、舞を奉納すると言って学校を途中で帰っていきました。
    うーん、のんきだ…
    今でもそんなんかな。

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