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あけましておめでとうございます。今年も、よろしくおねがいいたします。

年末のことですが、実家で、母と、樽いっぱいの白菜を漬けました。

 昔、我が家には、漬物部屋(というか漬物小屋)がありまして、味噌や糠の匂いに溢れていました。かくれんぼなどをして、そこに隠れると、苦しかった(笑)記憶があります。

 懐かしいことをいろいろ思い出しました。

   白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる
                    俵万智『サラダ記念日』

   とどきたる手紙の真意はかりつつ切り開く白菜の株の緊密
                       北沢郁子『月輪』

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