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20160131欣ちゃんの足

子どもが生まれました。

手にうんちをかけられて呆然と動けなくなり、おしっこの噴水(男の子です)に「うわああああ」と叫ぶ、そんな洗礼も受け、ようやく3週間がたちました。赤ちゃんも自分もなんとか生きていることに、やれやれと息をついています。赤ちゃんは、昼と深夜はわりと落ち着いているのですが、なぜか夜の8時から日付が変わるころまでは寝つきがよくなく、大泣きします。かなしい、つらいという泣き方ではなく、なにもかもに対して真っ赤になって憤っている感じ。こんなに怒って疲れないんだろうかと心配になるぐらいです。赤鬼ってこんな感じかも、と思いながら、抱っこしてゆらゆら揺れています。

昨夜、NHKで「ママたちが非常事態!? 最新科学で迫るニッポンの子育て」という番組があり、見ることができました。出産後、女性の脳や体には次々と大きな変化が起きて、育児をする能力が育っていくのだそうです。そのことが科学的に解明されつつあるといいます。また、進化の過程で人間には育児をする能力が備わってきた、とも。

例えば「母性」について。子どもを育てる能力=「母性」は、女性にはじめから備わっているのではなく、赤ちゃんと関わる経験を重ねるなかでしだいに育っていくのだそうです。泣き声を聞いたときに反応する脳の領域が、はじめはごく一部だったのが、しだいに脳全体に広がることが証明されていました。

そうか、私はいま未知の能力を開発されつつあるのか、と思うと、子育てによる寝不足も乗り越えられそうです。

ところで、番組で取り上げていたのは女性の変化についてだけでしたが、では男性はどうなのだろう、というのが素朴な疑問。夫は出産から3週間の育休を取り、育児については初心者として私とほぼ同時にスタートしました。今のところ、寝かしつけは夫の方がうまいです。男性も、赤ちゃんとの関わりによって「母性」的なものが開発されるのではないか、と私は見ています。

(写真は、生まれてすぐの子の足形です。)

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  • 永田和宏 より:

    澤村さん、西之原君

    おめでとう。しばらくたいへんでしょうが、頑張ってください。
    昨夜、私もNHK見ました。松沢さんが歳を取っていたのに驚きましたが、おもしろい番組でした。わが子の子育てのときには、何をやっていたのか、もうほとんど覚えていません。ほんとに何もしていなかったのかも知れず、いまならごめんと言えるのだけれど、もうちょっと遅いし。西之原君は偉いね。fMRIを取ってみたいくらいですが、それでも奥さんは旦那にいらいらするものらしい。たぶん一緒に観たのだろうから、我慢我慢。いい番組でした。

    • 澤村斉美 より:

      永田さん、ありがとうございます。子育てはたいへんなこと(だけどおもしろい)と体感するこのごろです。NHKの番組、とてもよかったです。松沢先生とバカ族の交流が圧巻でした。番組後、西之原さんには「もし、きついことを言ったりしたら、それはオキシトシンのせいだからごめんね」とあらかじめ謝りました。彼は「そういわれても・・・」と苦笑いしていました。

  • 河村壽仁 より:

    澤村さん、お子さまのご誕生おめでとうございます!お子さまの今後ますますのお健やかなご成長とお幸せを祈念いたします。ご夫君さまにもくれぐれもよろしくお伝えください。

    • 澤村斉美 より:

      河村さん、ありがとうございます。おかげさまで健やかに日々を過ごしています。そのうち全国大会にも連れていけたらなあと思っています。

  • 森尻理恵 より:

    無事のご出産、何よりです。
    おめでとうございます。

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