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13:00からアークホテル京都にて、現代歌人集会の秋季大会。
参加者百数十名と盛況で、「塔」からも永田さん、池本さん、真中さんはじめ20名以上が参加していた。
最初に、大辻隆弘理事長の基調講演「高安国世から見た近藤芳美」。
戦後の2人の交流をいくつもの資料を基に明らかにするもので、30分という短い時間ではあったが、「高安から見た近藤」と「近藤から見た高安」の違いなど、2人の個性がくっきりと感じられる内容であった。

続いて、大島史洋さんの講演「歌の交差するところ」。
近藤芳美と中村年子(後の夫人)、近藤芳美と土屋文明、文明とアララギの歌人たちが、どのように交流し、どのような作品を残したかといった話。残された歌や文章から、当時の人々の姿がなまなましく立ち上ってくるようあった。
その後、第39回現代歌人集会賞の授与式。
大森静佳さんの『てのひらを燃やす』が受賞し、塔短歌会、旧月歌会からも花束が贈られた。
大森さん、おめでとうございます。

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